蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

紅葉と福井グルメを食べに越前大野へ

今回のツーリングは前回に続き福井県

年に一度は、福井グルメのソースかつ丼&越前そば(おろしそば)を味わいたい。

大概、何故か名古屋地区でもCM放映していた越前そばの里へ行くが、

紅葉の観賞も狙っているので、まずは九頭竜湖を経由し、

その先にある大野の町を散策をすることにします。

 

深夜3時過ぎに出発。下道を走り続け予定の6時に九頭竜湖着。

名古屋からでも比較的アクセスは良好で、更に新しい自動車道が建設中、

もしくは部分的に開通した区間もあり、ますますアクセスしやすくなる。

 

さて九頭竜湖の紅葉はどうか?

 

うん、よく分からない。30分以上早かったか。

帰路でも通ったがほぼ終わってる感じでした。

それでも太陽の陽に照らされた部分は黄金色に輝いている場所や、

畔に佇むメタセコイア並木は綺麗だった。

 

九頭竜を抜け勝原園地付近。

紅葉している樹木を探しに広場を散策。

ここは花桃の季節には観光客で賑わう場所らしい。

 

勝原駅の前にはテッポウユリの実だろうか?風でぶらぶら揺れていた。

 

バイクを置いた近くには大きなミミズが。

昨日は雨が降ったので、意を決して土から這い出てきたのだろう。

頑張れ!土までもう少しだ。干からびてしまえば漢方薬か犬万に・・

 

早朝の勝原園地はハンターカブ乗りのみ。

雨じゃなければ私もここで宿泊していだろう。

そういえば先日発表されたイエローハンターカブが格好良かった。

 

川べり側。毎回ここにテント張っているグループがいたので、

近づきにくかった。なかなかの良い景色だ。

 

この後は平泉寺白山神社へ。

紅葉と苔のコラボを探してみよう。

 

ナビに案内させたら、無理矢理神社に近づこうと怪しい道にご案内~

こんな細い道&勾配で、鬼の切り返しで転回する羽目になった。

でもまあ足が着くからできるのでいいが、足つきが悪いと最悪だろう。

平泉寺には一度行ったことがあり、手前に駐車場があります。

 

この時、朝の7時半ごろだから参拝客もいないので撮影がしやすい。

 

御手洗池。

境内は杉の大木だけで、楓とか全然ないのね。

しかも苔の上にも杉の葉が落ちてしまっており、良い絵が撮れない。

 

でも何故かこの部分だけ綺麗になっていた。

撮影用にブロワーで飛ばしたのかな(笑)

 

拡大するとふかふかの苔で癒されるね。

 

朽ちた切り株。

苔は相変わらず綺麗だけど、殆どの社には白い幕が掛かっており

無駄に写真の枚数が増えるから割愛。

 

 

まだ時間があるし、牛の放牧を期待してラブリー牧場を見に行くが、

どうもそういう場所じゃないようだ。ナビのまま進むと牛舎に入っていきそうで

流石に寸前で回避した。

ここのジャージーソフトを食べられる場所はいくつかあるので、

素直にそっちに行きましょう。

 

 

予定のランチまで2時間ぐらいある。

駐車スペースに停めて越前大野城の見学へ。

 

天空の城と呼ばれる越前大野城。

織田信長から大野郡を与えられた金森長近が築きました。

江戸時代に大火で焼失したが、昭和43年に再建された城です。

個人的に有料での城見学は珍しく、ここと岐阜城しか見学した記憶がない。

 

お、何気に探してイチョウの木がありました。

大野城へはそこまで急ではない坂を上っていく。

一応20分とあるがそこまで掛からないはず。

 

 

良い感じの絵が撮れて満足。

 

石垣は野面積み。

 

天守のしゃちほこ。火事除けのまじないというが、

外国の奇妙な動物を乗せてみようと思った信長が奇妙奇天烈・・

 

大野市は四方を山地で囲まれた盆地。それ故よく霧が発生する。

私もここの濃霧に何度か見舞われ、何度「ミスト」を思い出したかことか。

でも逆にそんな状況に遭遇したら、この大野城か天空の城展望台に登れば、

自然の絶景を拝むことが出来るので、それはそれでいいかと思う。

また福井県内の平地では一番の積雪地でもある。

吹雪けば「暴走機関車」のラストシーンのようになるんでしょうね(笑)

 

 

その展望台は手前の山にあるそうな。

大野盆地がすっぽり霧に包まれる姿を、高台から見たいと何度思ったことか。

 

大野城の観覧料は300円。

展示物は撮影禁止であるが、土井家の甲冑に子孫繁栄の縁起物である

ウサギが兜に乗っているのが面白い。

私もいかをスマホにぶら下げてます(笑)

最後に、大野の歴史にまつわるムービーを見て退館しました。

 

 

大野市は名水の町。いたるところに湧水が湧き出ている。

以前来た時に徒歩で散策したこともある。

そういえば寺が密集している寺町の方はまだだったか。

 

11時になったので、すぐ近くにある食事処お清水(OSHOZU)へ。

夕方からは居酒屋となり、昼とは違う180種類のメニューがあるようだ。

 

福井と言えばソースかつ丼だったのですが、近年は醤油かつ丼に注力している感じ。

特産の舞茸や里芋も人気です。

 

私は王道のソースかつ丼&越前そば(蕎麦とライス大盛1,500円)

この2品セットを食べるのが一番!

九頭竜舞茸の天ぷらも気になりましたけどね。

どちらも美味しかったです。

 

 

食後は大野の城下町とお別れします。

気になった土産を買っておきました。これで総菜のとんかつされあれば、

自宅でソースかつ丼が出来ます!

でも道の駅 荒島の郷で買った方が70円安かったという(笑)

この道の駅はまるでSAのように賑わっており、土産品などが充実している。

食事をしたばかりなのに、弁当がどれも美味そうに見えるのが不思議だった。

 

 

新しく中部縦貫自動車道が完成したので、その区間だけはR158号の

交通量は少なく快適になった。

勝原近くの名も無き滝がある広場。

この辺で熊が横切っていったのでちょっとだけ警戒。

 

眼前の赤い鉄橋が良い感じだ。

列車が通ればいいのだけど、何せ1日で5本しか走らないローカル路線。

諦めましょう。

 

この先、郡上八幡ICから高速道路を利用し16時に帰宅。

夜明け前に現場に着き、帰りは早めの帰宅にしないと、

帰りの高速道路が渋滞したら最悪ですからね。

 

 

今回は越前大野の町がメインのツーリングとなりました。

城の紅葉も良かったし、久々の福井グルメで満足した一日でした。

来週には冠山峠道路が開通し、岐阜からR417号でも来やすくなると思います。

そして令和8年には、油坂峠道路から大野市までの約35km区間が開通して

更にアクセスがしやすくなるので、福井市へも気軽に行ける距離になるだろう。

R157号の温見峠経由はマニア向けということに(笑)

次は雪解けの春以降ですかね。田んぼの芝桜も綺麗ですよ。

 

走行距離 3452.5km

走行燃費 22.6km/L