2日目の夜は、偶然発見した唐人駄馬キャンプ場で過ごしました。
そして3日目。この日は魔の3日目となってしまいました。
今日は少し時間的に厳しい予定なので、快適なキャンプ場ではあるが6時に出発。
テントの中で、予定の佐田岬を目指すか、諦めて愛媛県にある海に近い駅 JR下灘駅に
変更するかまだ迷ってました。
まずは昨日寝るはずだった叶崎へ。
猫と戯れる時間も考慮しての予定だったが、何と猫の子一匹おらず・・
猫用の皿や寝床が置かれていたが、神社や灯台の方を探し回ったが、
見つけたのは一匹だけ。前回は十数匹いたのですが・・
周囲は急峻な崖もあり、潜めそうな場所はないはず。
他の猫が気になりつつも叶崎を後にすることにしました。
猫がいないため、時間に余裕が出来たので佐田岬へ行くことに。
地図で見ると分かりますが、佐田岬半島は細長くかなり長いので、
往復は疲れそうですが、四国の最西端には一度だけでも行ってみたい所だった。
無料区間の高速を途中で下りてガソリンを入れる。
再び高速に乗って終点まで行くと、¥150台のガソスタが!(税抜き価格でした)
それでも¥10以上は安い。
やっぱりガスを入れたら、すぐ安いところが見つかる法則からは
逃れられません(笑)
そして半島にあるせと風の丘パークで事件発生。姉さん事件です!
風車とバイクの写真を撮るため、駐車場でちょろちょろ移動していたら、
倒してしまった。
ガスを入れたばかりで重く、無理をすると体のどこかを痛めそうなので、
荷物は外して起こしました。
縁石の部分に直撃したのでサイドケースがべっこり(> <)
幸い、怪我やケースが固定出来なくなったとかは無く、
ツーリングは続行可能で、精神的ショックはあまりありませんが、
経済的ダメージはまあまあ大きい。
買い替えの場合、海外通販で¥40,000前後の見込み。
実用には問題無いので、しばらくはこのままですが、
凹みが割と目立つので、立ちごけか事故車みたいで少し恥ずかしい。
後悔先に立たず。下灘駅へ向かうべきだったか。
快走路が続くと思ったが、途中からは集落沿いのやや狭い道へ。
そして佐田岬駐車場に到着。いや~長かった。
この先は九州の大分県だ。
灯台へはここから歩きで、片道30分掛かるらしい。
残念ながら元より歩いて行く予定はありません。
岬の店も営業しているか怪しい気配。しばらく戻って昼飯にするか。
近くに三崎ドライブインという、味わいのある食事処があったのだが少し前に閉店。
昭和のドライブインも、様々な経営事情で閉業してしまう店が多い。
初日に通った名阪国道にある、上野忍者ドライブインも今月閉店してしまう。
四国ツーリングの帰りに寄れればいいのだけど。
佐田岬はなはなという道の駅みたいな場所へ。
食堂は混雑していたので、売店で飯を購入し飲食スペースへ。
じゃこ天と鯛飯。じゃこ天はどこにでもありそうだが愛媛県が有名らしい。
じゃこカツも美味しく、かつリーズナブルで昼飯が食べれて満足。
さて3日目は寝床が決まってないが、山間部にある無料キャンプ密集地へ行けば
何とかなると信じてバイクを走らせる。(次のページにもキャンプ場あり)
JR下灘駅へ行くと余裕がなくなると思って断念したが、事前に調べていれば
下灘駅付近にキャンプ場やお遍路小屋ぐらいはあると思う。
でも明日の帰り距離が大変なので、少しでも徳島県に寄せておきたい。
ドライブイン引地橋に寄るも、既に17時近くだったのか閉店作業中。
四国の山間部を横断して来たが、思いのほか時間が掛かる。
ここはアメゴとおでんが有名みたいです。食べたかったな・・
そしてキャンプ場密集地帯へ。
まず印をつけた宮地キャンプですが、全く分かりませんでした。
ヤフナビには載っているが、グーグルやネットには載っていない。
そのネットにある宮地キャンプ場も場所が違う。。
なぜここに印付けたのか自分でも分かりませんが、ナビにある場所へ行っても
周囲は何もありません。集落沿いなので散策しづらく断念しました。
ここは本村キャンプ場。
橋の袂にデイキャンプっぽいグループが1組。
周囲は工事中で、トイレもリニューアル中?で使用できず、
仮のトイレも見当たりません。ちょっと微妙っぽいので次へ行く。
超激坂の曲がりや砂利道があったりで、帰るにも一苦労だった。
黒瀬キャンプ場へ。
他のキャンプ場も見に行ったが、土曜日ということもあり先客が多い。
ひとり居たけど、設営か撤収どっちだ?
バイクの音を響かせないように、しばらく遠目から観察していましたが、
布の中央が盛り上がる。ワンポールテントの設営かな?撤退します。
これまで数年間、良キャンプ場(利用者自分だけ)に恵まれた弊害で、
人が居たら撤退する傾向が強くなってきた。
ということで全滅。。
この先に帰全山キャンプ場があるが、行くまでもなくダメでしょう。
ここから徳島港フェリーで帰るか迷うも、最終便21:50へは高速を使わないと
かなり頑張らないといけない。
スマホで調べていたら、帰全山キャンプ場近くにある早明浦ダムというのがある。
そこには無料キャンプ場があり、水が出ないのでトイレ利用不可とある。
これだと思い、暗くなる前に急ぎダムへ走らせる。
いくら休日でもトイレ利用不可は厳しいはずで、その分利用者はいないと思う。
私は過去に水無トイレ無しのキャンプ場も利用したし、全く問題無い。
カメラでは明るいですが、既に日没です。
あとはどこにあるかヤフナビで探すだけ。
ヤフナビだとここがキャンプ場になっているが、
ネットで流し見した情報とは違う。
どうもオートキャンプ場っぽいので違うし、サイトが綺麗過ぎる。
ヤフナビめ(-_-メ)
直ぐに撤退するも、既に周囲は暗くなってしまい焦る。
ダム湖畔の道の暗さは半端なく、全く何も見えなくなるのだ。
どこにあるかよく分からないキャンプ場を探し続ける。
実は目的のキャンプ場は右奥の通行止めのすぐ近く。
バイクは無理ですが、公衆トイレ横の階段を下りれば、行けた可能性があった。
早明浦ダムキャンプ場。
あの東屋は使えたかも・・
結局ダムの堤体の道を迂回して探したりと、闇夜の中をうろうろ。
暗すぎて、ダム下の四国電力の敷地や、小学校に入ってたりしてしまいました。
散々走りましたが諦めて、別にある公衆トイレのある駐車場で夜営することに。
19:00頃、電灯は無く公衆トイレの電気は点かず、明りは自販機だけのか細い光のみ。
車が一台停まっており、中に人が居る気配。
そしてまた事件発生。
綺麗にバイクを駐輪しようと、また転回みたいな事をしていたら、
再びバイクを倒してしまった。。
暗くて見えないが微妙に凸凹がありました。
4年間の間に1度だけ倒しましたが、今日だけで2回って。
夜営場所確保で緊張の糸が切れたかな~
初めて倒した所を他人に見られましたが、
暗いから車の運転手は何が起きたか分からなかったかも(笑)
バイクを起こした後、すぐに車は出て行きました。
ついに車体に傷が入ってしまったが他は無傷。
平地ならばフル積載でも起こせるので、倒してももう怖くないぞ!
逆に自信が付いたような(笑)
こういう場所にテントを広げるのは躊躇しました。
でも時折、冷たい風が半端無く吹くので、シュラフだけではきつ過ぎる。
ようやく一息つけます。
ダム近くの町で、焼き鳥の路上販売もあって滅茶苦茶美味そうでしたが、
今夜は買い物をしなかったので、常備している緊急用のレトルトカレー。
立ちゴケの他、Bluetoothレシーバも壊れたし、ヘルメットスピーカーのプラグも
だめになって、音が途切れたりなど散々な一日だった。
明日は帰宅しますが、暗い内に撤収したいので、食後すぐに就寝。
風で揺れる木々の騒めきだけでチビりそうだ。
3日目の走行距離 460.4km