前日の雨が止んだので、ツーリングへ行って来ました。
今日の狙いは外ごはん。いつもは東屋などでお湯を沸かしてカップ麺だけど、
今回は「ゆるキャン」に影響されて焼き物(豚串)をやりたい。
でもカテゴリー的にはBBQ系だと思うので、東屋などで行うのは拙い。
そこでネットで調べると、基本的に河原はOKな場所が多いということで、
河原を探すツーリングに行くことに。
出かける前に、これまでのツーリング経験から、
まず思いついたのは、南信州のR152号の地蔵峠北だけど、結構遠い・・。
次の候補がマイナーだが、中央アルプスの空木岳登山口付近にある、
伊奈川ダム上流まで行く気だったが、去年の災害で通行止め中。
結局、前日就寝直前に滋賀県御池林道で探してみようということに。
この御池林道は、初MT車の2012年式のV-Strom650を買い、
バイクのMT練習がてらに向かった思い出の場所。
今思えば、当時まだ総走行距離250kmしか乗ってないのに、
よく未知の林道へ向かったもんだと思う(笑) 季節は4月で残雪も残ってましたし。
更にアフリカツインを買った年、アフリカツイン乗りがここで行方不明になり、
その後遺体で見つかったニュースで、強く頭の中に残っている林道です。
8:45頃、道の駅奥永源寺に到着しトイレ休憩。
営業時間まであと45分後もあったけど、飯にするにはまだ早い。
ここはちょっとしたキャンプ用品と日用品が置いてあるものの、
特に用事は無いが、目的の林道はすぐ近くという事もあり、
時間も余裕なので営業開始待つことに。気になるのは原木しいたけの有無くらい。
実は昨日、急に「男前グリルプレート」が気になり、
少雨の中合羽も着ず、先週チェーン清掃したばかりなのに、
30~40分掛けて「WILD-1」までバイクで行ったんですよ。
置いてなかったことで急に熱が冷めたけど。
今日は今ある道具でも問題無いか、ネットで注文する前に試したい事が色々ある。
最近新型コロナの影響で、トイレットペーパーが無くなるとかいう
デマが拡散されたらしく、店頭から消えた。
今日も田舎のドラッグストアにも開店前から並んでました。
デマに踊らされて備蓄するのは勝手だけど、
間の悪いことに、自宅のトイレットペーパーが残り少なく、
買いたくても売ってない状況で、実は昨日からちょっと焦っていた。
が、思いがけない僥倖。道の駅にトイレットペーパー売ってた!
税込み¥180。
ずっしりと重かったが、よく見ると1ロール240mもある。
ツーリング中にトイレットペーパーを買うという、よく分からない事態になったが、
葉っぱで拭くことは避けられた。まったく寺崎勉翁じゃあるまいし(笑)
あ、原木しいたけはあったけど未購入。
御池林道を進むと、やけに車の往来が多い、
林道の幅員は広めだけど、路肩には濡れた杉の葉が堆積しているので、
前方から車が来たら、私の方から隅に寄せて止まる。
バイクの初コケが、こんな風に車を躱した時だったから。
良い感じの場所を発見し探索開始。
車が多いのは今日は3月1日で、釣りの解禁日だったようだ。
凄く良い場所だったが、釣り人が近くに2名。
一応候補地として、もう少し探索してみよう。
すぐ近くに御池岳登山口駐車場があった。
この御池岳は、広大なカルスト台地「テーブルランド」の風景が凄いらしい。
偶然見つけたのも何かの縁、絶対登るぞ!
その近くにも良さげな場所も。一旦ホールドして奥へ。
でも登山口より奥は、標高が上がり川から遠ざかってしまう。
微かに見えるガードレールははるか上に・・ これ以上進んでも仕方ないか。
私の記憶では、この先は落石や濡れ落ち葉で荒れていたはずだし。
戻って第二候補地を探る。
既に先人が残していった痕跡を見つけた。
あの坂の上は登山口駐車場。
よし此処に決めた。
早速準備だ! と思ったら、
ふと見たらジムニーが走っていた。
そしてUターンして来て、
予定地に停車(笑)
多分目的は同じ。その場所を巡ってお互い逡巡している様子。
見えているだろうか?私はもう荷物を抱えている状態。
ここ以外に無いんだ! 譲ってくれ~
願いが通じたのか、ジムニーは川を遡上して行った。ふぅ・・・。
帰りに見たら、中洲でテント張って休息してました。
思わず写真を撮りたくなるくらい、カタログに採用されそうな格好良い絵でしたよ。
思わぬ伏兵に焦ったが、ここは御池林道最高の場所だろう。
アフリカツインに見られてるし(笑)
では早速始めよう宴の準備をっ
5~6年ぐらい前に買ったミニロースターは、どうも未使用みたい。
キャンプ時代は、多分100均の網を使っていたようだ。
更に同じ頃に買った、キャプテンスタッグのテーブルも初使用。
私のキャンプは絶対外で調理しないスタイルだったので、使う機会が無かった。
野宿ではサイドケースの蓋がテーブルだし。
まずはネギマから攻めるか。
ミニロースターは小さいからどうかと思ったが、2~3本なら置ける。
昔から使った後の始末が嫌いなので、焼く時はアルミホイルを使う。
フライパンならクックパーだ。だから道具を水で洗ったことが無い(笑)
アルミホイルも穴が開くことも無さそうだし、
Amazonなどで販売してる、ハサミで切るBBQシートは買わなくていいかな?
なのでシーズニングも必要な、欲しかった「男前グリルプレート」もいいか。
当然外で食べるネギマはとても美味しい。
油の跳ねが凄いので、テント内では厳しい料理だ。
次はガスの残りが心配だったので、先にメインデッシュを作る。
同時にネギマ5本焼ければ、燃料も節約出来たけど。
残り僅かのキャプテンスタッグのOD缶だったからか、
火がやや不安定で時間が掛かった。
そのOD缶のガスも使い切ったので、次はSOTOのOD缶に換装。こちらも残り僅か。
牛もつ鍋。
シメのチャンポン麺。
こちらは火力も安定ですぐに作り終わった。
最後はウインナーを行こうか。
ネギマの串を刺してみた。
ウインナーはアルミホイルで土手を作らないと、落下の恐れ大。
これはミニフライパンでもいいけどね。
綺麗な川の音を聴きながらの食事も美味いこと!
病みつきになりそうだ。
でもキャンプならば、ビールも飲めるんだよな~(笑)
この場所は、名古屋中心部から約70kmくらいと手軽に来れるが、
各地の河原スポットを探すツーリングも良いかも知れない。
分かりづらいが虫を多くなってきた。そういえばもう啓蟄か。
今日河原で食事して分かったことは、もうひとつOB缶のバーナーが欲しいところ。
焼けるのを待っている間に、別のものを調理したいのは、ずっと考えたいた。
バーナー+OB缶でも積載は問題無いだろう。
あとはたまごホルダーかな。
タッパーでもいいけど、専用品のがたまご使いみたいで格好良い(笑)
最近のロングツーリングには、ゆで玉子を装備してましたからね。
小腹が空いた時とかに最高なんですよ。自分で現地で茹でるから安いし。
ここ夏はどうなんだろう?
真夏時は川の水に浸かりたい気分だけど、秘境だけど家族連れが来るのだろうか。
今年は新型コロナの影響で、最悪世界恐慌になればツーリングどころじゃないけど、
それでもこんな河原飯や登山飯にすれば、大した料理じゃなくても美味く感じる。
例えだけど、こういう小さなことを希望の糧にしたい。
撤収し荷物を持って歩いていると、
クーラーボックスを持っていたから、釣り人から釣り師と間違えられた(笑)
寄った道の駅や、その近くで遊漁証を販売してたっけ。
国内情勢次第では、サバイバルにも長けた方がいいから、
釣りも気になるところ。
ここは木地師発祥の地。林道途中にミニ展示館もあります。
道の駅にも販売していたが、この椀でも¥3,000以上はしたはず。
作品に触れてみると、思い切って購入したくなるような品。
周辺の家屋を見て歩いた。
あの公衆トイレ?には行きたいけど、・・・道の駅まで我慢するか(笑)
御池林道は、登山口駐車場までは、川べりに下りられるとこはあるけど、
結構高低差があります。
本当に川の水が綺麗なブルーで、思わず川を眺めたくなります。
これからは釣り人も多いですが、その釣りの様子を観察するのも面白いかも(笑)
最後の道の駅奥永源寺に寄って帰宅。
その頃にはトイレットペーパーも売り切れに。
あと今月行こうと思っていた、碓氷峠のイベントが延期になってしまった・・。
【重要なお知らせ】3/21に開催を予定していたEF63・189系あさまの記念セレモニーイベントについて、延期が決定しましたのでご連絡いたします。開催の日程については、詳細は決まり次第お知らせいたします。皆様のご理解の程よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/njQ06hxyvA
— 碓氷峠鉄道文化むら(公式) (@tetsudobunkamu1) February 28, 2020