蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

彷徨いの軌跡 夏の富士見台高原を散策

先週は岐阜県恵那市でしたが、今回はその隣の中津川市に向かいます。

屏風山を調べていたら今回の目的地富士見台高原を知り、

天気が良いので、月2回までのツーリングを破り、7月30日に緊急出走となりました。

 

今回は登山というよりハイキングのつもりです。

軽く真夏の高原を彷徨って、健康作りやデータを取るという感じですね。

 

それでも一応それなりの準備です。

気持ちの良い夜の内に走りたいし、駐車場の確保もあるので起床2時の、

出発3時です。今夜も蒸す夜で積載準備中で既に汗だくです・・

 

先週も訪れた道の駅らっせぃみさと。

走行中に突然右膝に強い衝撃が!謎の飛翔体が膝にぶつかった模様。

飛行型の生物だと思いますが車体では無く、ニーガードした膝で良かったよ。

でも正体不明なのがもやもやする。

 

道の駅でヤフナビに登録させた、高原の入口である萬岳荘を呼び出す。

が、ヤフナビあるあるで細い道は案内せず、大きく迂回するルート。

確か清内路峠経由とかで訳が分からないルート。

なのでグーグルマップで案内させる。R19号から県道7号、林道大谷霧ヶ原線へ。

 

長い林道を抜けて駐車場に到着。下道で3時間です。

どうでもいい話ですが、道の駅近くのコンビニで登山着の先客がおり、

ひょっとして同じ富士見台かなって思って、車の特徴を覚えていたら

本当にその車を発見しました(笑)

 

それでは朝の6時、道端の野うさぎに見送られながらハイキング開始。

 

まず萬岳荘の裏手から神坂山を目指します。

と、言っても15分くらいで行けるのですが。

 

稜線に出ると辺り一面クマザサ。そして神坂山は藪漕ぎ・・

私の胸の高さまであるササで、当然足元は見えない。

まるで底が見えない川を渡っているようで、石が飛び出していたり、

深みのような場所もある。

 

何より、夜露が何かで濡れているので、登山パンツと靴下までびしょ濡れ。

マダニに取りつかれてないだろうな。。

 

しかも微妙な景色だった(笑) ここでコンビニのおにぎりを食す。

正直、ここに来る理由はありません。

 

このまま下り富士見台へ向かう。

 

神坂山を望む。

この景色を見ながらのハイクが最高です。

写真からは、咽かえる草の香りの中、汗だくで歩くイメージもありますが、

まだ早朝ということもあり、とても爽やかです。

標高はこの辺で1,500mはあると思います。

 

左の奥にあるのが、百名山のひとつ恵那山。

 

富士見台への道。この辺からは人気スポットなので、何度もハイカーと出会います。

 

富士見台へ到着です。

萬岳荘から最短35分くらいで来れるので、とてもお手軽に来る事が出来ます。

名前は富士見ですが、ここからは富士山は見えません。

たぶん富士山見たいな~って思いから名付けられたんでしょう(笑)

 

中津川市街の方。

 

御嶽山乗鞍岳など360度パノラマです。

そしてこの真下には中央自動車道の恵那山トンネルがあります。

この辺りは星空で有名な場所なので、夜に訪れたら凄そうだ。

 

陽射しはあるが小休憩。いつものキンキンに冷えたゼリー。

今回、水2L、お茶0.6L、スポーツドリンク0.6L、

食料はおにぎりは食べたので、他はカップ麺、カレー、カシュ―ナッツ

といったものを準備。あとはどこで食べるかだ。

あとは適当に地図を見て歩いて、木陰のカレー場を探す。

 

3又の分岐点は右のルートへ。こちらは木立があるので。

狭い苔むした道で神坂峠へ至りました。

 

神坂峠と神坂峠遺跡があります。

そのまま舗装林道に出ました。

 

まだ帰るには早いので、恵那山登山口から千両山に行ってみることに。

恵那山は急登があることはTVで知っていましたが、やっぱりきつい。。

 

ここまで汗ふきタオル未使用でしたが、ここから滝のように汗が。。

 

ここで突然自撮りです(笑)

今回は日焼け止めと長袖シャツ(イオンで¥1,500のやつ)を着て来た。

呼吸に余裕があれば登山バフで顔を覆うことに。

でないとすぐ真っ赤になるし、メラノーマの発生が促される。

風体はテロリストかゲリラぽいけど、登山マダムとかはこんな格好しているので

登山ならばあまり違和感はないはず。

 

あと最近、鉢巻きの凄さを実感しており、鉢巻きしていれば額の汗を拭う必要が

なくなり快適。今は仕事中に鉢巻きしてるけど、この時季は普段から鉢巻き

するのも有りかなって思っている。

 

ここが千両山。やはり木立は無かったか・・

恵那山ルートから外れて、パノラマルートで戻ります。

恵那山の登山? 今行けば無言の帰宅になるだろう。

 

途中、木立のある休憩できそうな場所に出たが、

もっと良い場所があるはずと思い先に進む。

 

で、結局舗装林道に出て終了。また登るのも億劫なので諦めよう。

登山あるある。

 

歩きながら、萬岳荘で調理室借りれるかな~って思いながら、

再び萬岳荘に戻って来た。

 

管理人寝てるし。。外の椅子に腰かけて待っていたが、

よく考えたら思い当たる場所があり、カレー場探しは止めてその場所に向かう。

因みに萬岳荘では食事は無く、宿泊(自炊)可能で調理室で道具を使える。

冷えた飲み物やカップ麺などは置いてある。また小屋の横にテン場あり。

 

今日の成果。

短い距離でしたが、今回はトレッキングポールは使いませんでしたが、

今回も膝の痛みは無かったので、登山の意欲が高いままです。

また良さそうな山を見つけたら、夏でも歩きたいと思っている。

 

新しい目的地の前に、先にヘブンス園原方面へ行ってみるも行き止まり?

引き返して、県道7号に至る林道を下ります。

 

行きに見つけた強清水登山口。

 

トイレ&滅茶苦茶冷たい清水あり。

しかし大腸菌の恐れがあるので生水飲用不可。携帯型浄水器があれば飲めるだろう。

 

横には風穴も。明治の頃の養蚕の関係で、ここらには三十以上の風穴があったらしい。

残った風穴は自然崩壊したようだ。

昔の集落にしても井戸水や、こういう沢の水が無いと生活できないが、

安全な水かどうかは当時は分からず、菌だのヒ素とかが含まれた水を飲んでいれば

早死に繋がる。廃村になってしまう理由のひとつと言える。

水は本当大事ですよね。

 

でも喉がからからだったら迷わず飲むだろうな~

 

というわけで自宅から持って来た水を使います。

何だかんだ安全基準が厳しい水道水のが、ミネラルウォーターより安全じゃないのと

最近思って来た次第です。

 

ようやくカレーを食べれる。

結局、ここが最高のカレー場でした。

カレー場・・何となく登山で下関係の隠語に聞こえますが、

私が今日思いついた造語で、カレーを食べれる場所という意味です。

 

カップヌードルは高級品になってしまったので、代替品探しを行ってます。

このカップ麺は¥130ぐらい、カレーは¥100でいづれセブンイレブンです。

味の方ですが、この値段にしては大満足です。

 

プラティパスの水はカレーに1L、カップ麺やコーヒーの調理用に1L、

普通に飲むように0.5Lで計2.5L、満タンが丁度良さそうです。

昨晩給水した水ですが、12時間後に飲用しても、生温く無く普通に飲めて美味い。

 

 

この後、清水でパンツの裾の汚れを落としました。

それにしても快適過ぎる東屋だ。

無風なのに涼しい。今日は仕事終わって寝ずに来たので瞼が重くなって来る。

 

1.5時間ほど佇み、撤収することに。

下界は暑すぎて帰りたくないのだけど(笑)

 

前回から給油していないので、寄り道するほどのガソリンは無い。

帰りは中津川ICから高速を使う。

けちけち生活だけど、この昼間の暑さを厳しいので仕方ない。

でも立ち寄ったPAのマスカットソフトクリームは我慢した。

 

残り予想走行距離は40kmでした。

 

走行距離 223.7km

走行燃費 21.3km/L