蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

GWは広島へツーリング 2日目 しまなみ海道編

前回の続きとなる2日目。

今日は因島で野宿なので、時間に余裕があり過ぎる。

9時30分くらいにチェックアウトしました。

 

 

まずは対岸の向島へ行くため、尾道渡船を利用します。

料金は大人100円+特殊手荷物扱いのバイクは10円です。

代金は渡船中に支払います。リヤカーや乳母車も10円です(笑)

 

上陸後はしまなみ海道愛媛県伯方島へ。

125cc以下や自転車は原付道を利用できますが、それ以上は高速道路です。

格安で橋の隅を走る、原付2種や自転車を羨ましいと思いながら、伯方島に上陸。

今日も曇りなのが残念。

 

まずは鶏小島という場所。

特に観光するところではないが、あんな構造物があったら、

野宿できそうか調べたくなる性分。

 

結果的にベンチもぼろく微妙。

有料のキャンプ場もあるが、トイレ使用不可で水道も使えないので、

利用するものはいないだろう。

 

続いて船折瀬戸。

ここから見える潮の流れに驚き。

 

横に流れる筋が部分が潮の流れでしょう。

まるで川のような流れだ。

 

通過する船も、潮の流れにのっているせいか速い!

 

続いて沖浦ビーチ。

 

今日の昼飯はすぐ近くのスーパーで買った弁当。

北海道産のサバ弁当と、うずらのメンチ。全てが美味かった。

時間に余裕があるのでビーチでゆっくり過ごすのも乙なものだ。

 

 

トンボロ現象の時に、大角豆島(ささげしま)に歩いて行けるそうだ。

てっきりここからだと思っていたら、右にある突き出たところからだった。

どうやって行くか知らんけど。

 

道中、伯方島だからここが塩田かな撮影したけど、

どうやら稚魚などの種苗を育てる施設らしい。

しかも伯方の塩の工場は、隣の大三島に移っているようで見ることも出来ない。

てっきり伯方島で作っていたと思っていた。調べが適当だな(笑)

 

島には造船所も。

瀬戸内海じゃなきゃ殆ど見ないんだよね。

 

次の因島へ渡る前に、コンビニでアイスを食べていると、

店の横にある原付道から、次々と原付2種や自転車が降下してくる。

さすが自転車の聖地。たぶん原付の聖地でもあるかもね。

私も自転車を買った身なので、興味深く舐めるように見ていました。

 

 

因島へ上陸し橋脚の下にある広場へ。

野宿地は橋の下もありかなと思って。ここから高速の下を走る自転車も見えました。

 

近くにはこんな広場も。

因島も一周するつもりで、ややタイトな因島水軍スカイラインへ。

 

ここに今宵の野宿候補が2か所あるので下見しておきます。

 

こちらはトイレがあるので本命。

 

地蔵鼻という場所で少し散策しますか。

 

バイクが直立状態だったので駐車場に停め直し。

土曜日ですが観光客は誰もいません。

先に登りの美可崎城跡に行ってみることに。

しかし木の枝から垂れた糸にぶら下がる毛虫が多い・・

正確には毛虫というか、青虫や尺取り虫とかの類が大半で、

全部ひっくるめて呼びます。

 

ここ因島村上水軍に関係した島で博物館もあるが、

私自身に全く知識が無いのでスルーしました。

ドラマか映画か何かがあればいいのですが。

 

特に見るものなく次へ。

 

地蔵鼻はあそこのようだな。

しかしここも毛虫が気になるし、異常にフナムシも多い。

警戒しながら牛歩で歩く。

 

この地には悲話があるようで、かつて斬り殺された娘の怨霊を慰めるために、

岩に地蔵を掘って供養したそうな。

潮が引いてる時だけ見ることができる。

 

無事に駐車場に戻ってきたけど、今日だけで服に着いた毛虫を10匹近く払った。

しかもどさくさに紛れてヒルっぽいのも。。

悪夢は続き、この先の道は幅員が狭いとあり、バイクだから平気と進むと、

道はまだしも、ここも枝からぶら下がる毛虫が凄いのなんの。。

違う意味で事故りそうになる。

 

 

野宿する前に飯でもと、スマホで検索したお好み焼き屋に向かう。

でもいまいち駐車場が分からない。という道が狭すぎるし、車もまあまあ来る。

他の店も同じく駐車場が不明で諦めた。

お好み焼き屋は、小さな個人店が多く、初見では入りづらいんだよね・・

結局、夕飯もスーパーで購入することに。

 

 

そして本命の野宿地に再到着。

地蔵鼻での毛虫が気になっていたので、腰掛部分を見たらわらわら蠢いている!

テーブルも柱も、藤棚から離れた木の枝からも。。

この場所はどうしても木の下になるので、虫嫌いの私には地獄も同じ。

ここは諦めて、第2の野宿地に向かうことにしました。

 

 

改めて東屋の調べると、1秒で2匹発見!

最初来た時は気づかなかったが、滅茶苦茶おるわ~

しかも何故かテーブルや腰掛けが好きらしい(笑)

 

 

 

柵の周囲の植物にもごついのがいっぱい!

しばらくすると蝶か蛾なるんだろうけど、モスラの幼虫状態はちょっと・・

でもまあこの様子じゃ、島内はどこもこんな感じだろうから耐えるしかない。

幸いここは木の下は避けられる。

 

地面にも沢山の虫が這っているので、物の地面に直置きは禁止!

フナムシと違い、人間の足下を悠々と這ってますからね。

 

取り敢えず飯にするか。茶色ばかりだが(笑)

 

瀬戸内海に陽が沈む。まあ太陽は反対側だが。

 

環境に慣れてきて単眼鏡で毛虫を観察したりしていたが、

そろそろ映画でも観よう。男の旅はひとり旅~♪

トラック野郎8作目は結構感動しました。

 

何はともあれ、因島は毛虫の島として長らく記憶に残りそうだ。