毎年この季節にツーリング先での仮眠先は、山奥のダムで仮眠することが
多いのですが、一番の悩みが虫の襲撃。
吸血系の虫は夏ならどこにでも出ますが、この間の能登半島の小屋ダムでも
襲撃されて、ほぼ遁走する形で撤収しました。
そこでツーリングからの帰宅後、ちょっと本気で虫対策を考えました。
この画像の背後には綺麗に整った芝生があり、これまでの仮眠地に比べ、
虫が大量に飛び回っていたと思います。
ちなみに芝生にレジャーシートを敷いて寝ると、悲惨なことになります(笑)
暗闇ということもあり虫の種別は不明ですが、
恐らくヤブ蚊属が中心と思われ、私の場合アレルギー反応もあるのか3日は
痒みが抜けませんでした。
自宅内で刺される蚊はイエ蚊で、刺されても1時間程度で痒みが抜ける。
ツーリング先で使ったのはこちら。
特に効能に特筆の無い虫除けスプレーで、服の上から塗布できるので楽かなって
思い持って行きましたが、結果的にほぼ効果は無かったと思います。
やっぱり肌に直接塗布するのが良いのだろうか?
一応登山は(夏は殆ど行かないけど)、マダニが怖いので
イカリジン15%のスプレータイプと、液体タイプを選択して持っていくが、
屋外での仮眠は過酷なので、もっと強力なものが欲しい。
ということで、
ロサンゼルスからやって来たのがREPEL100。
日本では最大でもディート30%までですが、こいつは海外製なので98.11%の
超高濃度虫除けとなります。
虫除け以外でも、強力な薬が欲しい場合は海外に限ります。
濃度は高いですがあくまで忌避剤で、虫は殺せないが持続時間が長いということ。
約10時間持続で、国内ではややオーバースペックですが、
どちらかというと興味本位が強く購入に至りました。値段は¥2,400。
イカリジンと比べると、適応する虫が幅広いのもディートの特長です。
ディートの濃度により蚊に対する持続時間が変わり、2002年の研究によると、
ディート4.75%で1時間、6.65%で2時間、20%で4時間、23.8%で5時間となっている。
またこれまで国内・海外とも、ディートによる人体への影響は無いという事ですが、
ディート
30%の場合、12歳未満の子供には使用しない方が良い。
このREPEL100は98%だから、もう少し年齢制限が高いのかも知れない。
実際の効果はまだ試していませんが、基本的に肌は露出せず、
どうしても肌が出る部分に塗布するのが良いでしょう。
私はインナー手袋をして仮眠してますが、
毎回指が何かに刺されて滅茶苦茶痒くなります・・
患部を観察した結果、こちらはツメダニの気配を感じている。
繰り返しますが忌避剤なので、耳元の羽音が煩いと思うので、
次回からはAmazonで殺虫剤も準備しておきたい。
そうそうお盆休みの能登半島ツーリングですが、
帰った後は全国的に大雨が続きました。
ニュースで大雨の被害を知りましたが、
その時、深夜のR41号でたまたま撮影した、下呂市の荻原の信号機の辺りが、
数日後、道路が崩落する災害が発生してしまいました。
この岐阜の荻原という場所は、かつて飛騨街道の宿場町だったこともあり、
長い山間部を抜け、漸く食事や買い物などが出来る休憩地というイメージ。
個人的に再訪問したいと思っている、トラックドライバーが好みそうな、
ご飯おかわり無料の、昭和な食事処の大安食堂もここだ。
深夜はすき家くらいしかありませんが、高山に隠れがちですが、
食事をするならば、この荻原もオススメです。
こちらも去年の災害で道路が崩落し、長く片側交互通行でしたが、
1年後の7月末に、通常通り通行できるようになったばかりなのに再びの災害。
ただ迂回路があるのでまだマシですが、
山間部は累積の雨量も相当なので、山の方を走るのはまだちょっと怖いですね。