蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

今年最後は痛みを伴う登山 石津御嶽へ

1週間前から仕事納めでしたが、寒波でツーリングは出来ませんでした。

そして30日。外へ出ると路面は濡れていたが冷え込みは弱い。

休み期間の中で最初で最後のお出かけ日和になるだろう。

今回は、近場の岐阜県海津市への登山で締め括りたい。

 

いつものように堤防道路を走って向かいましたが、

冬の時季は風が強いのを忘れてしまい、結構抗わないと簡単に対向車線まで

持って行かれますし、数ヵ所ある直角カーブではバランスを崩しやすい。

前を走る車も次々と、道を譲ってくるので、やっぱり車でも怖いのでしょうね。

この少し前にも正面衝突があったみたいだし。

 

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目的の石津御嶽登山口駐車場に到着。

まだまだ雪が残ってるけどバイクでも大丈夫でした。

これから登る山の反対側は、先日の寒波の時に積雪62cmだったとか。

 

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左側の道から登山口を目指します。

風さえ無ければ寒くはないので、既に上着は仕舞って長袖シャツに腕まくり(笑)

 

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登山口の様子。

取り敢えず、チェーンスパイク無し登ってみます。

 

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登山道でいくつもの石碑などが見られる。

石津御嶽という名の通り、あの御嶽山と関係があるのかな?

 

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5合目付近から少し開けてきた。

 

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7合目でガッツを入れる。

実は何度かトレランする人らと出合う。

26日に雪の中、「石津御嶽登山競走」というのが開催されたらしいので、

やっぱり参加者たちなのかな?

それにしてもこの滑ってもおかしくない道を走れるとは・・

トレランナーの不思議のひとつ。

 

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9合目。

実は登り始めて1時間で膝が痛い・・ 

 

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実は10合目まで35分でこれは楽そうとずっと思ってたが、

もう1.5時間近く歩いてるのに、辿り付けないと不思議に思っていたけど、

拡大したら50分の表示が出て来た(笑) 

 

 

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そして建物が出て来ました。

どうやらここが石津御嶽(629m)という場所だ。視界は特に無い。

625だったら、語呂合わせで無事故になって人気出そうなのに(笑)

 

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あの建物は厠のようで小便器がある。

しばらく誰も使った形跡がないが利用させて貰った。

さて一応の予定では恋姫山に向かう気だったが、この膝痛ではかなり困難。

ここから20分ほど(無雪時)にある、石津山まで行ってみよう。

 

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少し歩くと奥の院。踏み跡を辿って進んでいるが、

 

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先人が道を間違えたようで、反転して崖へと続いている。

まあこの積雪なら下りられなくはないか。

やっぱり他人の踏み跡も信用できないな。

 

 

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登山道もすっかり雪が深くなっている。

少し前に健脚そうな人ががしがし歩いており、すぐに見えなくなった。

 

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また本来の道と違うようで、再び崖下へ下りることに。。

しかも石津山ままだ先だし、膝は痛いわ急の下り途中で帰りが大変など、

色々と心配が過り、考えた末にここで撤退することにしました。

 

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ルートは逸脱しているので、石津山はまだ時間が掛かりそう・・

体力や水の方は全然平気なので石津御嶽に戻り、そこから10分弱の

景色が良いという場所に変更します。

 

 

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それがここみたいですね。名も無き場所みたいです。

数分後にソロ登山者が訪れ、約15m先で自撮りやカップ麺を食べたりし休んでいる。

ここには丁度腰掛けるのに適した切株もあるので、休憩するには良い場所です。

 

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そうそうヘッドホンを買って、やっぱり骨伝導の方も欲しくなり買った

AfterShokz(Shokz)「OPENMOVE」。

外部の音も聞こえるので登山でも便利です。

 

 

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久しぶりに水筒のお湯でカップ麺を作る。

 

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木曽三川を見ながらの一杯は美味い!

明日は大晦日なので緑のたぬきを食べます(笑)

 

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5合目辺りで撮ったものがこちら。

気温は4℃前後ですが、風が吹けば凍えるので流石に上着は来ております。

 

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また靴の方も下山は万全を期すために、チェーンスパイクを装備しました。

そしてコーヒーとお菓子を食べた後、憂鬱な下山を開始。

 

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一応、地蔵や祠に祈っておこう。

 

去年の暮の金華山以来、この一年は登山をする度に膝痛に悩まされている。

原因は何だろうか? 3ヵ月ぶりの登山だから運動不足なら良いのだけど。

階段のような段差を下る度、誰もいないのでぐぉぉぉ!とか、ぬぉぉぉ!と、

奇声を呻き声を漏らしながら、地獄の下山を味わいました。

だがこれも生きてる証拠。

八甲田山野麦峠の悲劇を想えば何糞である!

 

 

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でも実は寝る時が凄く痛いという。。

 

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時間は掛かりましたが何とか下山。

石津御嶽までは特に急勾配も無く、体力的にもお手軽なので、

5合目などで初日の出を拝むのも良さそうです。

来年1月中に南にある多度山に登って、膝の様子を見たいとは思っている。

 

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積雪の中での行動だったので、靴と靴下がびしょびしょ。

気休めですが靴下を履き替えます。

今日はまだ良いけど、この状態でバイクで走ると足が千切れるような痛みを味わう。

 

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堤防から見た養老山地。

大体立て看板の上が登った場所。

 

 

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帰りの道の駅で焼き芋を食べたかったが、既に売り切れだった。

愛知のみたらし団子は焦げ目をしっかり入れるのが特徴で、

甘ダレもあるが、この醤油が香ばしくて美味いのだ。

 

 

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何だかんだありましたが、今年も最終日まで生きられることが出来ました。

いつ死んでも悔いがないように、その日その日を最高の日にしましょう!