蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

決戦の地!賤ヶ岳で稜線歩き

冷え込んだ2月25日の朝。

車検前の連休だし天気も良いので、今回は久々の登山メインで滋賀県湖北へ向かう。

今日は路面凍結の恐れがあるので、いつもならば関ヶ原から伊吹山山麓の樹林帯を

抜けるが、陽が当たるR21号で琵琶湖に出る。

 

久々の登山ということで楽そうな山を選択。

今回は稜線を歩いて賤ヶ岳に向かいます。

 

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バイクは西野水道に停める。綺麗なトイレあり。

手掘りの西野水道ですが、今回も長靴は持って来ませんので探索不可。

梅雨前にはバイクに常備するから、近くを通った時に・・

 

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準備を終え、登山アプリで登山口へ。

低山なのですぐ稜線で出るはずだ。

 

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途中に石段があったので、昔の人が休憩したように腰掛ける。

私のザックは1俵の10分の1程度ですが(笑)

 

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切通しを抜けると案内標識があった。ここからは主に3ルートへ分岐。

この稜線沿いには歴史を感じさせる史跡が点在する。

また古戦場近くということで、落人伝説も残る集落もあるとか。

横溝正史の小説みたいですね。

 

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稜線歩きなので、楽勝だと思っていたけど・・

 

そういえば古保利古墳群を通る道ですが、

古墳自体は地味というか、ただの山の斜面に見える。

登って間近で観察するのも体力を減らすだけと判断し、ほぼスルーしました(笑)

 

 

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木々の隙間からは右手に山本山。平安末期頃の築城された城址があるようだ。

ちょうどこの場所で、先行していた老夫婦を追い越す。

 

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しかしここから急登坂が続く・・

平坦な稜線歩きかと思っていたけど、意外にアップダウンがある。

早く行かないと老夫婦に追いつかれそうだ(汗

 

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お腹が空いていたので、経由した西野山でゼリーを取り出し歩きながら飲む。

しばらく登山していなかったので、賞味期限は去年の秋だったが味は問題無し。

 

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賤ヶ岳に近づくと眺望が良くなる。

風景は木之本の町。

奥に広がる雪山を見て、帰りは寒冷地帯を抜けようと思った。

反対側には琵琶湖が広がるが、ここまであまり眺望は良くない。

 

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目的の賤ヶ岳は真ん中辺り。

一旦下って、また登ることになりそうだ。

 

 

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リフト乗り場。今は動いていないようだ。

災害でずっと運休中だと思っていたが、後で調べたら今季の営業は終えている

だけで、既に復旧済で今春も稼働するみたい。

麓からでも1時間程度で登れるけどね。

 

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山頂広場見えてきた。

体重増加と運動不足で、階段で足が上がらん。。

でも今日はトレッキングポールは使ってない。

つまり私はまだ本気を出してないだけ!のはず。

 

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賤ヶ岳の戦いの死傷者を弔う祠。

 

そして西野水道から2時間後、何とか登頂しました。

 

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山頂広場は結構広く、ベンチやテーブルも数基ある。

春になれば、青々とした芝生が気持ち良さそうな感じ。

 

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この時季は冬季閉鎖でしたが立派なトイレあり。

 

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有名な賤ヶ岳の戦いの地でもあり、

羽柴秀吉柴田勝家が覇権獲得を掛けて戦った地。

関ヶ原の戦いもそうだけど、やはりこちらも武将の裏切りで勝敗が決まった。

やはり真剣勝負に裏切りは付きものですね(笑)

 

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戦いで湖の色が血で染まったという余呉湖。

イカーにはこの余呉湖一周も人気だ。

チェーンスパイクも準備してきたが、残雪もここまで全くと言うほどない。

 

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琵琶湖の眺望も素晴らしい。

 

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さて登山飯の準備開始。

他の登山者もソロが2組。登山はやっぱり平日なんだよな。 

まず汗で濡れたジャケットを脱ぎ乾かす。半袖シャツ一枚でも問題無い陽気だ。

カップヌードル(カレー)と、コーヒーはあとで飲むだろうから、

たまねぎの力という粉末タイプのスープを飲む。

 

私は5kmほど歩いて来たが、賤ヶ岳リフト付近から登れば、

簡単にアクセスできるので、眺望が良い山頂で食事するのに最高だろう。

木之本に平和堂というスーパーマーケットもあるしね。

 

30分ほどゆっくりして下山しました。

 

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14時ちょっと過ぎに無事下山。

 

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今回の賤ヶ岳(421m)は登山というより、ハイキング感覚なのかも知れませんが、

稜線歩きは割とアップダウンが多いのと、普段登山で10kmは歩かないので、

まあまあのボリュームがありました。

また花粉シーズンなので、ポケットティッシュ2つ使うほど鼻水が出て、

息苦しかったかな(笑)

道中は疲れたけど、登山後は掻いた汗が気持ち良かった。

 

ではここから帰りがてらツーリングタイム。

まずは木之本の町へ。

 

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有名なつるやのサラダパン。

コッペパンの具が沢庵です。

休日は人が多いけど、平日は全然大丈夫です。

また無料駐車場が近くにあることも知りました。

 

 

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そこからR303で寒冷地帯を抜ける。

木之本~岐阜県の揖斐を繋ぐ道はライダーに人気のルート。

 

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橋梁も多く朝晩は凍結で飛ぶ可能性があるけど、

今日の陽気なら昼間は大丈夫。

 

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日の裏林道を経て、八草峠へ至る道もがっつり積雪し通行不可。

昔はその峠でラーメン食べたことも。

基本的にこういう脇道は除雪されていないのでまず通れません。

でも待てよ? 雪山登山で雪と戯れたいなら、ここで遊べばいいのでは(笑)

 

 

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本日最後の休憩地、人気の道の駅ほしのふる里ふじはし。

自宅まで下道で2時間ちょっとだ。

 

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トイレとかにも星座が描かれている。

近くに藤橋城プラネタリウムもあり、真夏の時は涼み目的で訪れたことも。

最近Amazonプライムで「プラネタリアン」というアニメ観たばかりなので

また訪れたい。良いアニメでデトックス効果がありましたよ(笑)

 

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缶コーヒーとパン休憩。

 

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この道の駅近くのマンション募集中。1DKなら¥28,000!

30~40分走れば、ショッピングセンターモレラ岐阜があるが・・

お金があればバイク置き場を兼ねた、セカンドハウスにしたい(笑)

 

このままナビに委ねて、帰宅ラッシュの中18:15分頃帰宅。

宅配便を19時~に指定していたけど、18:45と早めに来たので助かった。

 

走行距離 212.1km

走行燃費 21.2km/L