この山は図書館で借りた本で知りました。カルストといえば山口県の秋吉台や、四国カルストがツーリングスポットで絶景が人気の道ですが、ここ霊仙山も石灰岩からなっているので、カルスト地形が見られます。
ただし徒歩でしかいけません。
今回はそんなカルスト地帯をトレッキングしてみたいと思います。
養鱒場の駐車場を過ぎ、そこから細い舗装林道を進みます。
9:00頃の到着ですが、行楽日和に恵まれた今日は既に周辺は登山者の車でいっぱい!
おいおい考えると、これから暑くなる日は早朝に登った方がいいね。
さて2ヵ月ぶりの登山なので、私の足慣らしといきますか!バイクも慣らし中ですが(笑)
まずは廃村エリアになります。昭和32年に廃村になった榑ヶ畑集落跡ですね。
今は石垣ぐらいしか残っていません。


"山小屋かなや"の廃屋の前を横切ります。
左はかなや手動飲料販売所?というもの。
しばらくすると汗ふき峠。この峠はツーリングマップルに載っていて、名称がとても気になっていた場所です。何となく昔の人が疲れるほどの難所かなって。
特に何もないけど、ここは分岐店になっており、それぞれ霊仙山や河内風穴方面へと続いている。
今日は読図練習がてらコンパスと地形図を持参しております。
今もスマホのGPSも作動中ですが、やはり先読みで地図も読めないと、色々拙いらしい。 ・・・ここからは等高線の間隔が狭いので急登がある、みたいな。
こういう現在地が分かるところや分岐点では、進行方向を調べたりしました。
それにしても暑い。樹林地帯は無風です。。
通勤とかに着る薄いパーカーも脱ぎ、ベースレイヤー一枚だ。
気温0~3度の冬でも速乾系のウェア一枚だけの時もあったけど、 服装が同じって(笑)
たしか記憶ではここ五合目から7合目までがそこそこの急登だったと思う。
ここでちょっと考えたテクニックを思いついた。
こうい人気の山は若い山ガールも多くいたので、その背後を歩き女の子の尻を見ながら歩くと元気が出るかも知れん。(邪)
まあ、気を紛らわす何かを見ていた方が疲れを意識し辛くなるかなってことで(滝汗
ただ普通に自分のペースで歩いているとどんどん道を譲られてしまったぞ。。
もう微妙に道が分からん。本来九十九折に道があったが、気付いたら直登してました。
こうして写真に撮ると、何て急な山道なんだ・・・。
今日は水を500ml持ってきて、配分を考えて飲んでいるが、渇きの欲望には抗えない。
ようやくカルスト地帯に到着。
上の地形図では等高線の間隔が広いところになります。
春はリュックの荷物の余裕もあったので、三脚を持って来ており久々に自撮り(笑)
正直、やや重たく大して使わない三脚を持ってくるより、ペットボトルをもう一本持ってきた方がいいというのが結論。
お虎ヶ池。この山に多く見られるドリーネのひとつだと思う。
池にはカエルの卵がたっぷり産み付けられていた。
途中にある経塚山。ここから北に延びる登山道はR21号の柏原へと出る。
R21号からも大きく看板が出ていたよ。
さてここからは霊仙山山頂、霊仙山最高地点に行ける。
私は中央の道で霊仙山山頂へと向かった。
やはり山頂には多くの人が休んでいる。
それにしても遮るものがないので、心地良い風が吹いて気持ちがいい。
よく見えないけど標高1000mちょっと。ふう・・・。
あれが霊仙山の最高地点になるのか。行きたいのは山々だけど、実は水が枯渇しそう。
やはりもうひとつ水筒を持ってくると安心かな。
さきほど登った経塚山と避難小屋。
さていきなりですが、とある名言。
有名ですよね。この言葉。
山に登る理由。それは人それぞれ色々あると思いますが、
私の場合は、
毎回山頂で食べ続けるカップヌードル。
絶景をみながら食べるラーメンはとても美味しい。
疲れた体、腹ペコの胃袋に沁みる。
つまり、
(はい、某アニメからパクリましたね。)
・・・・・・
石灰岩をたっぷり堪能。昔はここも海だったってことだよね?
その辺りの何百万年前の地形は、この間のんほいパークの自然史博物館で見たけど、もう忘れちゃった(笑)
またドリーネ発見。まだ残雪が溜まっている窪地もある。
お虎ヶ池でコーヒーブレイク。普段入れない砂糖とクリープも投入し、最後のエネルギー補給。
微かに琵琶湖が見えた。
ここから先は急な下りが続くので気を付けて進もう。
それにしても行きは大勢の登山者を見たけど、霊仙山山頂から5合目まで2組しか出会わなかった。やはり昼頃に山頂に着くように着てる人が多いようだ。
チリーン・・・
鈴の音が聞こえる。 後ろから登山者が下りて来た。ああ熊鈴か。
鈴の音といえばVガンダムの「ファラ・グリフォン」を連想してしまうおっさん(笑)
・・・・・・
そして無事下山。下りで足の指が痛くなった。
靴の締め付けが甘かったか、またはちょっといいインソールを追加するか。


久しぶりの登山はいい運動になりました。
次はどうだろ、冠山峠辺りを狙おうかなと思う。
アフリカツインASでJR醒井駅へ。
ご飯もどうするか、醒井養鱒場でニジマスか? 最近行っていないが、地元近くの上川養鱒場の方がいいかな。
まずは水の補給♪ まじで水って大事だよな~。
ここの駅は4~5ヶ所?からこういう水が湧出ている。
夏になるとこの周辺から湧水をよく飲みに来ますね。キンキン冷えて美味いんだ。
伊吹山ドライブウェイも今年の営業もはじまりました。
車種 | 利用料 | 車種 | 利用料 |
---|---|---|---|
自動二輪車及びトライク (125cc以下は不可) |
2,160円 | マイクロバス | 7,710円 |
軽乗用車 | 3,090円 | 路線バス | 7,710円 |
普通車 | 3,090円 | その他バス型大型自動車 | 12,340円 |
大型貨物自動車 | 12,340円 |
今日と明日は半額で走れますよ。
私的には行きは兎も角、帰りは営業時間終了間際に帰るのがおすすめ。
その時間は車に全く追いつかない事もあるし、夜景を見ながらマイペースで走れるのがいい。
何となく道の駅伊吹の里。
下山中、甘いスイーツが食べたいと思い来て見たけど、何か齢のせいで嗜好が変わったのか、ミルキー感のあるものよりさっぱりとしたジェラートの方が食べたい。
食べるのならチープな寿がきやのソフトクリームでいいやという感じになり、いつもの2Fで先ほど汲んだ水を飲みながら休憩。
実はあの移動販売のドーナツが大好物。でも今日はこれからうどんにしようと思うので食べません。
ここから伊吹山の雄姿が拝める。
そしてここから1時間ほど走り愛知県入り。
今は16時。この時間なら客は皆無なのは分かっているから入る。
冷やしぶっかけうどん¥518。
狙い通り客がいない店内でゆっくりくつろげました♪
あといつもの¥50割引券(笑)。
今日は登山メインなのでアフリカツインの画像での登場は少なかった。
今日はリアシートに登山リュックを積んでいるが、この間買ったTANAXの紐と言うかベルトのフックが活躍しました。ネットとゴムロープで一ヶ所に2~3本のフックを掛けることもあるので、これにしてよかったと思う。
あと腕の日焼けが凄かったです(笑)
走行距離 176.1km
走行燃費 23.5km/L