蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

三重県満喫ツーリング 熊野古道ツヅラト峠編

女鬼峠から戻ると時刻は6時30分。

ここから伊勢神宮は近いが、やはり早過ぎるので翌日に訪問したい。

というわけで南へ進んで、南海展望公園へ。

 

漁村を抜けくねくね道の先に駐車場があります。

帰りに気づいたけど、8年前に来てました。

でも南海展望公園は長い階段の先・・ 前回は登ってません(笑)

 

今日は時間に余裕があるし、天気も良いので頑張りました。

 

三重県らしいリアス式海岸です。

 

こちらは通ってきたニノ浜。

 

味わいのあるモニュメント。

休憩がてら次の目的地は、今宵の車外泊地予定地に向かうことに。

 

快走路を走りながら思い出す。昔はこの辺りの峠巡ったな~

V-Strom650やスカイウェイブ400で、

剣峠・棚橋峠・錦峠・藤坂峠と、本当に峠だけのためにここまで来ていた(笑)

 

 

錦の町を通った先にある塩浜山村広場。

訪問者は釣り人の車一台のみですが、桜が満開なので、

地元の方が時折訪れにやってきます。

 

直下の浜辺まで5分ほどで下りられるが、植物で覆われていたので止めました。

ここは近畿自然歩道の一部で、竜宮鼻という海に突き出た場所や、

姫越山の方へと続く登山道もあるようだ。

 

ちょっと眠たいので東屋で横になり再び休憩。

 

少し下った先にも東屋あり。

 

そして紀伊長島マンボウへ。

この辺りでようやくツーリング中のバイクを数台見かける。

 

道の駅でも寝れそう。

既にチャリダーが芝生で一服しています。

これまでキャンプ場や、ビジホでは全く見ないけど、

道の駅で寝ているチャリダーは何度も見ている。

推測するに道の駅で野宿するのが定番だと思われる。あと橋の下。

 

道の駅の裏も良さげ。

 

腹が空きすぎて、次のツヅラト峠を歩くには厳しい状況。

道の駅で軽く食べれる食事をすることに。滅多に食べない海鮮丼(¥950)

買っておいた、森永製菓のムーンライトを持ってくるのを忘れてしまい高く付いた。

 

それではツヅラト峠へGO!

 

バイクはツヅラト花広場前の公衆トイレに停める。

あの車は放置車両だと思われる。

 

峠までは約1時間ぐらい。まずは登り口まで歩きます。

 

第2駐車場?どうやらツヅラト峠を目指す者は私だけのようだ。

 

キャンプ場への分岐から未舗装路。

ぎりぎりアフリカツインASでも行けるかも。

 

木の杖が用意されている。

座頭市になったつもりで持っていくことに。

万が一足を負傷しても、杖があれば何となくなると思うし、

一応ザックに折り畳みのトレッキングポールは入っている。

 

ここから本格的な登りが始まる。

峠までは1,200mほど先のようだ。

 

いきなり石畳が出現。

ツヅラト峠のメインといっても過言ではない。

が、熊野古道馬越峠のような石畳を想像していたので、若干微妙だったかも。

それでも300mぐらい続いたのかな?

 

当時古道を造った方々を思い浮かべながら登る。

石だたみ♪ 石だたみ♪ 想い出続く~ 

ここは三重県なので、どうしても出身地の山川豊鳥羽一郎を連想してしまう(笑)

 

女鬼峠と違い完全に登山道。

ずっと登りなので正直疲れてます・・

 

途中には野面乱層積みと呼ばれる工法の跡。

今もしっかり道を保護している。

 

滝のように汗を流しながら、ようやく頂上へ到達しました。

 

石碑と東屋と佇んでいます。

少し先へ進むと展望台もありました。

 

これは良い景色。

真ん中の谷の方から歩いてきました。

 

さてようやく昼飯にします。

実は登る前に紀伊長島駅前に寄って、万両寿しでテイクアウトしていました。

 

持ち帰り専門店の万両寿し。

めはり寿司はやっていなかったものの、さんま寿司などを頂けます。

 

今回は焼きさんま寿司さんま寿司のハーフ(¥650)

そして貴重な渡利牡蠣の握り(¥830)

この景色と鳥の囀り、微風が撫でる中で食べる寿司は絶品!

朝7時から営業しているので、熊野古道や公園で食べるには最適だと思う。

折角の古の道なので、コンビニ弁当じゃ情緒がありませんから。

 

ではここで戻ります。

 

帰りに花広場の桜をゆっくり見物。

予定より早かったですが、ツヅラト峠も無事に戻って来れました。

出発準備し終えるとまだ14時前。

 

まずはツーリングを再開します。

 

豊浦園地。

ここも昔訪れた記憶がある。

途中、熊野古道の始神峠への案内版を発見。

 

近くにあるみたいでバイクを奥へ走ってみると、

行き止まり?未舗装路?じっくり観察したかったけど、

民家の前でゆっくり出来なかった・・ 更にもうひとつの道も行き止まり。

予定にない場所だし、また今度調べてから訪れることにしよう。

 

続いて大白公園。

ここも寝るには良さそうな気配。

 

長い年月、波や石同士が研磨され角がとれた円礫の浜が広がる。

波が引くと独特の音が鳴っていた。

 

このベンチ最高~

もう今日は寝る以外にやることはない。

この先は尾鷲市街に入るが今回はそこまで行かない。

ビジホも多少あるようだが、宿泊代を節約し飯代などに充てたいのだ。

ちと早いが錦の塩浜山村広場に戻ろう。

 

 

 

広場に着くと日暮れまで暇なので、

600m先の広場に向かって歩くも、登って下ってだったのでここまでとした。

 

17時30分過ぎに、朝の釣り人の車も去っていった。

 

コンビニのそぼろご飯が軽めの夕飯。

流石に夜間は寒いので寝袋は持ってきている。

気温が低下する前に寝たいので、18時30分頃に就寝(笑)

・・久しぶりのテントなし野宿。

調べたら、まだ寒いであろう去年3月初旬に、高知県の山奥の東屋で寝てました。

 

4回ほど目を覚ましたものの、早朝の4時まで一度も寝袋から出なかった。

寝袋があるだけで快適差が全然違いますね。