蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

春の九州2,000kmの旅 その2 阿蘇山

前回の続き。5:30ついに九州上陸しました。

 

フェリーでの就寝ですが、揺れは全然感じませんでしたが、

エンジンの振動が伝わるので、快適とは言えません。

しかし横になって寝れるだけ夜営(仮眠)より遥かにマシだったので、

5時間くらいは寝れる事が出来ました。

それにしても¥8,000で、九州まで気軽に遊びに来れる大阪の人が羨ましいです(笑)

 

下船後、まず向かったのはカルスト台地が広がる平尾台へ。

早朝なので朝は冷えます。

最後まで冬グローブを持って行くか迷いましたが、持って来て正解でした。

 

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各地で写真を撮りましたが、全部ブログに上げていたらキリが無い上、

ずっと一眼レフの設定をミスっており、あまり映りは良くなったこともあり、

観光地の写真は控えめです。

 

次はやまなみハイウェイを経由し、ライダーの聖地"大観峰"へ向かいます。

前回は佐賀県へ向かいましたが、今回は南九州を攻めます。

やっぱり天気が良い日に、快走路や阿蘇山などの山々を眺めたいですからね。

 

 

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途中に野営候補の伊良原ダムを経由。

もう少し南(地図では右方面)の公衆トイレが良い感じだった。

R496は快走路だけど、先の野峠へ狭路となるせいか車は皆無。

だけどもう気付いていたのだけど、この寒さは夜耐えられる気がしない・・

 

 

大分県湯布院からやまなみハイウェイへ入る。

 

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この辺りから豪快な火山が眼前に現れ興奮してきた。

大観峰周辺も快走路で、初見ということもあり長野県のビーナスラインより凄い。

 

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土曜日なので多くのライダーで賑わう大観峰

売店には寄らず、メットを被ったまま雰囲気を味わってすぐに去る。

ここからの眺望は、次に向かう雄大阿蘇の山波が広がっていた。

 

 

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あのクフ王の墓もみたいな山が綺麗に割れている。

やっぱり熊本地震の爪痕かな?

写っていないけど、右側の山肌も、古いペンキの塗装が剥がれたような跡もある。

 

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今向かっているのが中岳火口。

危険な火口を見せてくれるなんて太っ腹な県だと思う。

すぐ下は草千里。

昔「ドキュメント72時間」で、10年に一度の写真会が開催された場所らしい。

 

 

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中岳火口へはどうやって行くんだろうと思っていたら、

目の前まで車で行けるらしい。バイクは¥200。

 

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距離は短いけど手軽に火口まで行けるのはいいね。

 

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駐車場に到着すると様子がおかしい。

次々と観光客が駐車場に戻って来る。

アナウンスの音声によると、

火山ガスの濃度が危険レベルに伴い避難せよということだった。

折角ここまで来たのに・・ 

まあ自然のことだから仕方ないか。

それにまだ九州上陸した1日目、他を回って最後の方にまた訪問も可能だ。

 

 

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そういえば大観峰から野営地までの距離を調べたら、

妥協した神川キャンプ場まで最短でも300kmもある。

少々予定に問題があったようだ。

自分で記した地図を見ると、宮崎県に無料キャンプ場がある。

そこを目指そう。

 

 

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少し余裕が出て来たので、レストランくららであか牛ステーキ丼(¥1,540)

有名ないまきん食堂であか牛を食べる予定だったが、昼時の土曜日なので大混雑

すると思うので偶然寄ったレストランで頂きました。

有名なあか牛を食べれる店は、阿蘇にはいっぱいあると思うので、

混雑を嫌う人は別の店を選ぶのも手である。

 

 

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続いて高千穂から天岩戸神社へ。

荘厳な神話の舞台がどこにあるのか分からなかったが、

駐車場から15分くらい歩いたところに、この天安河原を見る事が出来る。

 

ここから先はナビ任せ。

どうも東海岸延岡市街からR10を南下するルートのようだ。

しかしシティを繋ぐ海岸線沿いのルートは、混雑するのが必然。

バイクで走るにはオススメしないルートである。

 

向かうキャンプ場は岩瀬ダムキャンプ場というらしい。

ツーリングマップルには載ってないし、ネットの情報も皆無の隠しキャンプ場。

偶然たまたま存在を確認したのだけど、こういう未知のキャンプ場に近づく瞬間は、

どの観光地よりもワクワクドキドキだ。

使えれば良し、使えなければバイクの場合は途方に暮れてしまう。

それが堪らんのですよ(笑)

 

18:30着 さあキャンプ場は如何に!?

 

 

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おおっ、滅茶苦茶良い感じのキャンプ地ではありませんか!

キャンプ場の細かい紹介はいづれまとめて記事にしますが、

誰もいないので貸し切りです。

 

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去年の秋以来の設営。

テントはデカトロンのforclaz trek 100である。

 

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近くのスーパーで購入した食品。

こういうのがいいんだよね。

 

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メインは携行したレトルトカレーと、オニオンスープ。

結果は最高の夜となりました。

 

 

走行距離 441.5km

大観峰でナビを再起動してしまい、軌跡をONにするのを忘れたので、

青線は手動でルートを描きました。