日曜日、購入して使っていないデカトロンのテント「フォルクラ」の
初設営して来ました。
土曜日まで大雨、月曜日は平日なのでキャンプ場には人が居ないと予想。
初めての設営だし、手際の悪さを人に見られたくないからこの機会は逃さない。
キャンプ場は、長野県と岐阜県の境に位置する大平峠県民の森。
無料・予約不要と、無料のキャンプ場しか利用したことが無い私にとって
気になるキャンプ場で下調べも兼ねます。
出発は6:30。
まずは下道で長野県飯田のイオンアップルロード店で、昼飯を調達です。
9:30頃に到着。
アップルロード店はその名の通り、街道沿いには街の街路樹のように、
沢山のリンゴの樹が植わっており、今の時季は立派な実が成ってました。
ここからすぐに大平峠へ向かいます。
ナビではここから1時間。峠へは山深い県道8号を延々と走る感じとなります。


この街道では通信圏外地帯。
道は割と広めだけど、昨晩の雨で濡れた落ち葉が常時散乱して、
スリップの恐れがある。
飯田峠付近にて毛並みの良い白い山猫と遭遇。
少し人間慣れしてる感じでした。
途中の茶屋。
大平宿の廃村に到着。
廃村ですがよく保存会?の関係者などが作業しています。
日本の原風景が味わえる場所で、古い民家で宿泊することも出来る。
電子マネー対応のハイテクな電話機が設置。
記念に電話してみる?
「1000・10・0、と、 ・・・あ、センちゃん?」
はい「魔神英雄伝ワタル」の寸劇でした(笑)
久しぶりの大平宿ですが、今日はさっと見学してキャンプ場へ。
キャンプ系は写真が多くなるので割愛せねば・・。
この先かな?


しばらく進むと未舗装の道になります。
締まった道なので大型バイクでも大丈夫ですが、帰りは下りになるので
油断すると沢か側溝に落ちることもありそうだ。
到着・・・なんだけど、事前に見たハチノスというキャンプ情報の口コミと
ちょこっと違う気がする。
荷物搬出場?炊事場?そんなの見当たらないが・・・。
圏外なので情報を調べる事が出来ないが、マップでは別の方にもキャンプ場がある。
取り敢えず戻って調べるか。
結論からいうと、何度か周辺を往復したが見つからず、結局またここに戻って来た。
帰宅後調べると、ここがキャンプ場入口だったようだ。
先が分からない下り坂は、重量のあるバイクでは行かないのが、
私の常識なので気になったもののスルーしてしまった。。
後で調べると100m未舗装で、雨の日などはスタックすることもあるとか。
その先が荷物の搬出場で、その後街道に戻って駐車場に停める流れ。
たまたまキャンプ場を探すために停めた、ここがキャンプ場利用者の駐車場。
つまり悪路を2往復するのか・・ ひょっとして行かなくて良かった?
次はまず歩いてチェックする必要がありそうだ。
そういうわけで、その時は管理棟周辺が本来のキャンプ場だと思いこんでの利用です。
口コミを見ると、管理人はゴミと火の始末さえすれば黙認らしいとか。
ちなみにこの日は管理人不在でした。
直火の跡。やはりキャンプしている形跡がある。
トイレから近く、割と良い感じの場所がある。
もうここで設営してしまおう。
以前はワンタッチテントだったので、ポールを入れるタイプは初めてだ。
この皺を少なくしないと、ポールの先を挿すスリーブに届かない。
無理に力を入れるとポールが折れそうなので、力加減に気を付けないとな・・。
ポールってこんない曲がるんだね(汗
前室用のポールはどうやって固定するのかというと、
この穴に挿す。
ということで完成。説明書を見ながらで、あーだこーだで20分。汗だくです(笑)
次はコツなども分かったので、もっと早く設営出来る気がします。
ペグは適当に5本、手で軽く押して刺さるまでで固定。
ペグの半分ぐらい。ガイロープは特に使う予定は無さそう。
やっぱりというか残念なのは、前室を固定するためにペグを使わないといけない事。
私は芝生や土よりも、アスファルトやコンクリートの上が好きなんだが。。
では早速テントの中へ。
結構広くて快適。でもやっぱり暑い。
外と中の温度差はかなり違います。
身長185cmでも足が伸ばせます!
もう虫に襲われる事も無く寝れる。
まさにセーフティーという名の愉悦でにんまり。
今度のは前室付き。これは便利なギミックで、もう無しでは要られないだろう。
以前のは靴やサンダルを外に置いてると、夜露で濡れてましたからね。
でも下は空いているので、蟻などが地上から浸入して来る。
ブルーシートを工夫して塞ぐ予定。
100均でもう少し厚手のものを探して、2枚ほど買わなきゃだ。
前室の入口。
ここはメッシュがあると良かったな。
前室で煮炊きしたかったが、
換気のために開放する必要があり、更に本体側の入口も開けるので虫が入って来る。
なので前室は開放、本体側のメッシュ付きの入口は締めて
テント内で作業することになる。
また今回のはフライシート付の2重構造なので、テント内から周囲を窺う窓が無く、
入口の向きを、サイトや通り道を一望できる位置にする必要がある。
枕も同じデカトロンのを持参。
マットの有無どうするか迷っていたけど、直に寝るとめっちゃ冷たかったので、
絶対必須だと思った。アルミのはあるけど、いづれコンパクトな奴を手配しよう。
逆にシュラフは不要そう。毎回ダムで露営する重装備スタイルだろうし、
テント内だから天敵の風が無いので余裕だろう(笑)
ではお昼にします。合計¥800ほど。
この辺は食べ物屋も無いし、あっても蕎麦ばかりだから、
キャンプの前に準備しないといけない。
食後すぐにお菓子を頬張りながら動画を視聴。
圏外なので本や動画など、テント内で過ごすアイテムも欲しい。
そしておじ散歩。


管理棟に水道。そしてトイレは2ヶ所もある。
汲み取り式だけど、割と綺麗で不快な臭いも感じなかった。
管理棟にはアンケート用紙あり。
私は大満足と評価し書いて投函しました。
あと協力金等の募金箱も設置してあれば、少し貢献したいと書いた。
毎年何百万と掛かりそうだし、強力金では全く足りないだろうから、
トイレ掃除の方のお小遣いにしてくれても良い(笑)
キャンプ場は無料のしか使った事がないが、
金や設備などより一番優先するのが静寂さ。
有料だと設備も整う傾向だから、その分人が来ちゃいますからね。
逆に無料だと、やや荒たりしてファミリーなどが少ないイメージだし、
予約不要のサイトなら、人が多かったら諦めてダムで露営の選択できる。
私的にはこちらが都合が良い。
何にせよ、この貴重な無料キャンプ場はずっと存続して欲しいと思う。
話を戻しますが周辺は散策路となっている。
足下がふかふかだけど、誰も来ないから蜘蛛の巣が多い。
昔はスキー場だったようで斜面にはススキが群生。
綺麗な池というか沼もあり、10cmぐらいの魚も泳いでました。
この辺りはマユミの樹が多い。
さあ撤収するか。
ずっと私だけでしたが、出発時にジムニーやカブ系のバイクが来た。
テントは適当に畳んでも収納でき楽です。
このフォルクラですが1万円以下だし、結構良さそうなテントと感じます。
今年は休みは沢山あるので、次回はこのテントを使い一晩過ごす予定です。
帰りは南木曽側方面へ。
ここへは3回目だけど、あの木曽見茶屋が営業してるのを見たことが無い。
季節限定だと思っていたが、既に閉業だろうね。
木曽峠からの眺め。
R19号で中津川。本来は高速で帰るけど今日は下道で。
IC前の栗きんとんの店や、地元より14円も高いガソリンスタンドには長蛇の列。
多分インター効果だろう。最後に土産と油を入れて名古屋方面へ帰る車が
多いんだと思う。
今日は凄い暑いので道の駅土岐でソフトクリーム(¥480)
この器は、自宅のしゃもじ置き場に使う予定。
この時季の夕方は太陽の陽が眩しい・・
行き先も考えないといけないな。
走行距離 288.1km
走行燃費 21.9km/L