この時季、名古屋からだと凍結の恐れが無い、海の方へ向かうライダーが多いはず。
もしくは高速道路で鳥羽や志摩の方まで足を運んだりも良いですが、
でも忘れてませんか?
三河にも海を眺めながら走れる道があることを!
画像左端にある県道476号の先から、右端までの海沿いのルートを走ります。
正直言うと、私も殆ど走った事が無いルートです。
というわけで、養鰻場で有名な三河一色のさかな広場から。
昨日は寒くて曇り空だったが、日曜日は風があるものの晴天。
海に行くなら晴れていないとね。
まずは東の対岸へ移動。
一色さかな広場と、アートの島・佐久島を結ぶ高速船。
海面がとても近い・・・。
養鰻エリアの堤防道路は交通量皆無で擁壁も低く、海を望むには抜群のロケーション。
内陸側には、広大な養鰻場の水田が広がっている。
続いて矢作古川河口の堤防ロード。
見事なロングストレートです。
そして温泉で有名な吉良温泉街へ。
吉良ワイキキビーチ。
あの圧倒的存在感のある白いホテルは、三河湾リゾートリンクス。
この後少し内陸側へ向かい、有料道路「三ヶ根山スカイライン」へ。
三ヶ根山スカイライン | 二輪自動車270円 軽・小型・普通車420円 マイクロバス1,080円 大型バス1,730円 |
---|---|
営業時間 | 8:00〜20:00(12/31 23:00〜深夜営業) |
※三ヶ根山公式ホームページより拝借
眺望も良いのだけど、それよりあの要塞なものが気になる。
かつてパノラマ展望風呂がウリだった、三州園ホテルの廃墟。
どうやら過去に食中毒を出し、その後閉業してしまったみたい。
有料道路沿いだけでも沢山の廃墟!
更には、
そこら中慰霊碑だらけ!
二式複座戦闘機「屠龍」の三菱製の瑞星エンジンが鎮座。
ライダーなら気になる?エンジンスペックは、14気筒・1080馬力!
慰霊碑に加藤戦隊長の愛機、一式が!
思わず敬礼しそうになる。
忠犬華丸の像。 墓は長崎にあるけど何故かここにも像がある。
忠犬ハチ公像は有名なのに、華丸は殆ど誰も知らない。
まあ私も知らないから、今度長崎大村まで見て調べてくるか。
・・・・・・
結局三ヶ根山スカイラインは、眺望よりも廃墟と慰霊碑のインパクトが強すぎました。
そのまま、三河湾に突き出た半島がある西浦温泉街へ。
まずはビーチチェック。こちらは西浦パームビーチです。
奥のホテル群が凄いですね。
実際はこんな感じ。
ではホテルチェック・・・ いや廃墟チェックかも。
どちらもホテルも営業してました。失礼
まあじっくり探索したわけじゃなく、適当にぐるぐる回ってただけ。
ご覧の通り高台にあるので、急勾配上でブレーキ踏みながら、
撮影するのでちょっと神経を使うのだ。
ミリタリーショップかと思ったら、閉業した資料館か。
楽しい海沿いツーリングのつもりだけど、
さて、そろそろ飯上げにしたいところ。
これまた眺望が良く、車も殆ど走っていない西浦シーサイドロードを北上。
途中、これはと思う場所に、思い切ってハンドルを入れた。
これ以上突っ込むと、一汗どころか滝汗になる(笑)
見つけた海岸。ここなら人も来ないだろう。
サイドケースごと砂浜に持ち込む。
常時チェアが収納してあるけど、岩が転がっているからそこに座ればいいや。
昔からヤマダイの凄麺シリーズが好きなんです。
大変おいしゅうございました。
アフリカツインASが物欲しそうにこちらを見ている(笑)
それにしても塹壕みたいな感じで安心感があるな。
縄張りなのか、トンビがやけに低空飛行している。
投棄バンパーとアフリカツインAS。
出発準備していると車が停まって、若い兄さんが天体観測でもするような、
巨大望遠カメラをセットし始める。何を撮影するのか監視していればよかったな。
海に飛び出すような形原漁港大橋。
近くの海岸で生き物探し。
この時季、北海道の一部で見られるジュエリーアイスならぬ、ジュリーフィッシュ。
太陽の光反射するように、位置を変えたいけど素手では触りたくないな。
外から便器が見えるトイレはあるけど、
ここは道路を挟んで住宅があるから、住人も複雑だろうな。
そして今日の目的地、竹島へ。
竹島の周囲を歩いたこともあるし、今日は行きませんよ。
ユリカモメの乱舞のどさくさに紛れて、トンビやハトまで集まっている。
竹島と水族館のバイク置き場。
実は竹島水族館に行こうと思っていたがこの行列・・・。
リニューアル前は小さな水族館ということで、人は少なかったはずですが、
リニューアル後の休日は売り場は大混雑!
その人気の秘密は?
私はまだ入っていないのでわかりません(笑)
入館料¥500と安いので近くに来たら寄ってみては?
そして間違えやすい施設も近くにあります。
こちらはB級施設として有名です。
【竹島ファンタジー館】 鉱物・化石・貝のテーマパーク(愛知県蒲郡市竹島)
出来る限り海岸沿いを通るルートでツーリングしてきました。
更に名古屋からも近いし、車も蒲郡駅周辺以外はかなり少ないです。
代わりにライダーが好むような休憩場所はあまり無くて、
マスツーには向かないかも知れませんが、
Aloneなライダーが海を見ながら走りたい! 物思いにふけたい!
って方に特にお勧めだと思いました。
私も満足なツーリングでした。
さあ帰ろう。R23号蒲郡バイパスからなら約1時間で名古屋まで帰れる。
だが、残念ながら事故渋滞ですとナビ案内。
焦っても仕方仕方ないので、道の駅幸田で美河フランクを食べて渋滞に備えるか。
R23号は左側に路側帯みたいな幅があって、
サイドケースを付けたアフリカツインASでも通れる。
なので、私は車と共に渋滞に嵌りました!
なんでやねん!
超低速の練習と、左手の筋力も更に鍛えたいからね(笑)
疲れたらいつでも左端を走れるという考え。
おっと高速道路ではしませんよ!
惜しむべきは、音楽ではなくラジオを聴けば良かったなと。
ヤフナビを使っており、渋滞を示す赤ラインの先に車線規制マークが出るから、
そこが事故地点と予想できる。
渋滞を30~40分ほどで抜け出し、あとは自宅までまっしぐら!
そうそうアフリカツインはDCTもあるので、右手の繊細なアクセルワークか、
MTで左手の筋力を使うクラッチレバーと、得意な方を選べるね(笑)
走行距離 174.2km
走行燃費 19.4km/L