蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

360℃の展望が広がる経々峰

今週はスッキリしない天気ですが、ツーリング&登山に行って来ました。

土曜日は雨だったので遠出は控えて、日曜日である今日は夕方まで雨は持つ予報。

来週末はガチの寒波襲来がするだろうから、今年最後のツーリングになろだろう。

そういうわけで多少の雨でも今日は走っておきたい。

 

まずはR23号を走り、朝食として四日市のひもの食堂へ。

8時前ですが席は既に満席。

ライダーたちも結構集まってました。

7時開店のひもの食堂で飯を食べて、ツーリングに行くんでしょうね。

今日は出発して早々、にわか雨に降られましたが。

 

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しまほっけ(¥600)+定食にご飯大盛り(¥400)

見ての通りご飯がプチマンガ盛り(笑) 特盛だとどうなってしまうんだろう。

 

 

食後は三重県の県庁所在地の津へ出発。

今日は何度もにわか雨に降られる。でもこのくらいの雨なら初期耐水圧30.000mmの

冬ジャケットなので鼻歌混じりで津へ進む。

 

 

さて今回は経ヶ峰ですが、いくつも登山ルートがある。

どこが良いか知らないので、まずは手近な登山口へ向かうことに。

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最初に着いたのはBの平尾ルートにある神社。

 

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実は登山口へはもっと奥へ進めるのだけど、工事か何かで車両通行止めだった。

記憶では来年の1月11日までだったはず。

平尾ルートの途中に八百比丘尼伝説がある場所も気になるが・・・。

 

しばらく逡巡していると、

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5人組のパーティーが経ヶ峰に向かっていった。

これを見て決心が付いた。このルートは彼らに譲り(?)、私は別のルートから登り、

山頂で待ち伏せだ!

 

・・・こうしてまた謎のひとり遊びが始まった。

 

それにしても石川ひとみ待ち伏せされるならいいけど、デカい男に待ち伏せされて

たら怖いだろうな(笑)

 

 

Cのルートはバイクで通り過ぎちゃったので、Dに向かう。

周辺の道にはあちこちに「経ヶ峰登山道」と記した看板が設置されていた。

 

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Dポイント穴倉ルート。登山口は更に奥だが、何となく危険な気配を感じて、

手前の駐車スペースに停めて、ここから歩くことにしよう。

準備も含めて彼らより20分以上は遅い出発だし、

予定外の場所からなのでもう間に合わないだろう。



10分ちょっと歩き、本来の登山口に到着。

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上の地図には無いけど分岐しているようだ。

 

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この場所は真ん中の青いマーク。

 

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適当に選択し杉の樹林帯を歩く。

前日の雨で裾が汚れそうなので、ここでゲイターを装備した。

 

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このルートはやや滑落の恐れがあるものの、特に危険そうな場所はなかった。

植物なども稀に赤いマムシグサを見かけるくらいで、目に留まるものも特に無い。

 

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A・B・Cルートとの合流地点。ここまで登山者とも会わず。

相変わらず凄い汗だ。冬でこれだから真夏はリュックに大量の水を持って来ないと、

とんでもないことになる。あと足も攣る可能性もある。

 

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趣のある案内図。山頂は近いようだ。

 

・・・・・・

うっ、山頂間近の登りが辛い。。

 

 

そして山頂へ。

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経ヶ峰(標高819m)を占領!

イカーは2名居たが、ほぼ同時に各方面からぞろぞろ集まってきた。

その中に5人組は居ない。

おかしいなと思ったが、リュックが結構大きかったからキャンプするのかも

知れないので先に保養施設に向かったのかも知れない。

 

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テーブルも幾つか用意されているので、食事するには最適だろう。

360℃見渡せる展望台もあるので早速景色を眺めてみる。

 

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風車群。青山高原だろう。

2~3年前のほぼ同時期、高原への急坂凍結路を頑張って走っていたが、

リアタイヤが滑るだけで前進できず諦めたことをふと想い出した。

 

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霞んで見えないけど、晴天であれば津市街が無防備な姿をさらけ出しているだろう。

ここ経ヶ峰を占領したということは、市街を陥落させたも等しい・・・。

此奴また可笑しなことを言ってるぞ。。

 

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こんな感じで360℃見渡せる眺望が望め、木製のベンチや芝生なので食事もしやすい。

なかなかお勧めの山じゃないだろうか。

何となく岐阜の納古山を思い出しました。

 

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地蔵も鎮座している。山の安全を祈願するために置かれたのだろうか。

 

 

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今日の食事はカップヌードルリフィルだけど、いつもの100均のコップじゃなく

シェラカップ持って来てしまった! ヌードルの上部がお湯に浸せねぇ~。

 

食事をしていると、保養施設への道から足は長靴、枝切バサミを杖代わりにした

齢80歳くらいの痩せたお爺さんが死にそうな顔で登って来た。

失礼だが一瞬がいこつかと思ってしまった。

f:id:takemaru2018:20181223193648j:plainしばらくすると目の前の茂みに吸い込まれていった。。

 

・・・普通に考えたら多分山を手入れしている者だろう。

 

そして私が山頂に着いて30分以上経った頃、平尾ルートの5人組が登って来た。

平尾の神社の佇んでいたのが私と気付かんだろうなきっと・・・。

 

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そういえば明日はクリスマスイブか。

アニメの影響でキャンプする人もいるんだろう。

(実は帰宅するまで今日がイヴだと思っていた(汗))

近くにキャンプ出来る場所もあるみたいだし、ちょっと偵察してみるか!

 

歩いて5分くらい。

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居た居た。広場の中央はキャンプファイヤーするためのものかな。

 

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小屋の中で経ヶ峰の常連?と思しきお爺さんが、ストーブを焚いて談笑していた。

 

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水場にトイレ。トイレは清掃されたばかりでとても綺麗だ。

ひょっとしてあの長靴を履いたお爺さんか?

この場所からは眺望は望めないがなかなか良いんじゃない。

山頂に戻る時、5人組とすれ違った。

やっぱりキャンプだったな。

 

また山頂に戻って、イヤホンでラジオを聴きながら下山。

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登ってきた道とは違う道だけど、スギの葉の絨毯は滑りにくくて良い。

下山間近でコンクリート舗装になったが、今度はめちゃくちゃ滑りやすい(汗

つい手を地面や岩に付いただけで呆気なく骨が折れるから気を付けないとな。

今月初めにBSで観たけど、有名なアドベンチャーレーサーの人も

それで骨を折ってましたし。それでもギプスして冠山の岩壁とか、

白山に登ってましたけど。

 

私は滑ったらストックを握り締めて、体勢をキープする感じ。

何となく尻もちをついたら負けだと思っている。

 

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無事下山。奥の登山口にあった車はもう無くなっていた。

滑りやすい急坂だったので大型バイクで奥まで進入するのはリスクがあるな。

 

このすぐ横の水路へ。

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汚れたゲイターやストック、登山靴の泥を川などで洗う。

そういえばずっと雨の時に履く靴を探していたが、

昨日良さげなものを見つけたのでポチった。

届いたら紹介してみようと思う。

 

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次のステージまでまだかなり時間があるので、かなり長い間ここに留まる。

サイドケースは着替える時に椅子代わりにすると便利だったり、

 

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多目的防水シート(S)を広げてバイクに被せたりして、色々チェック?してました。

ちなみにLサイズも常備してるよ。

 

ここで1時間30分近く居たけど、そろそろ出発します。

さらば経ヶ峰! 近くの霊山と同じくまた来ようと思う。

 

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いつも赤色のルート(ヤマップ推奨)を通ることに

しているけど、いきなりルートを外れてました(笑)

 

今回は半時計回り。

穴倉東ルート~穴倉西ルートで通りました。

また雨の日も登らないルールでしたが、

経ヶ峰登山口周辺からはにわか雨も止んだので

決行。今日はこれが正解でした。

 

 

さて津まで来たので、当然鰻を食べたいと思います。

私は毎回「はし家」で食べてましたが、今回は新規開拓ということで、

「うなふじ」に向かいます。

 

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午後の部15時営業の30分前に着けば大丈夫かな。

既に1組、私は2番目です。その後ぞろぞろ並び行列となりました。

流石は人気店。味は好みもあるがコスパは抜群らしい。

 

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特上が¥2160だと・・・。

私は今お腹は空いていないけど、大盛りが見たいので+¥50にします。

(はし家では特上は¥2860、大盛りは¥200です。)

 

 

f:id:takemaru2018:20181223193808j:plainこれで¥2210はアリ、オオアリクイだ。

5切れ目はご飯の中だぜ!

 

だが残念ながら私の鼻が一気筒死んでる(詰まってる)ので、ベロンしても味の分析が

出来ない! 折角の鰻なのに。。

でも余裕で全部食べちゃいました。

 

また来たいけど、恐らく昼の行列はもっと激しいだろうし、

はし家ならそのまま商店街や、渋い飲み屋などの散策も出来るから迷うところだ。

 

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食べ終えるとまた雨が降ってきた。

雨雲の動きが予想よりも早かったか。

高速道路も渋滞が始まっているし、帰りも鼻歌を歌いながらまったり下道だな。

 

 

そういえば明日はクリスマスイブか・・・。

世間じゃイヴの日はケーキや七面鳥を食べるんだろうけど、

 

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私は仕事だし、youtubeアマガミの実況を観賞するくらいだろうな(笑)

 

走行距離 168.9km

走行燃費 22.9km/L