蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

山飯におすすめの綿向山

今週も登山のため、鈴鹿山系の綿向山へ。

本当は去年12月23日に登った、経ヶ峰へ向かうつもりだったが、

先週も登山をしたせいか、体の調子も良さげなのでもう少し歩きたい。

少し調べると、山頂からの眺望が良い、この綿向山を見つけた次第。

 

まずは鈴鹿スカイラインを抜け滋賀県に入る。

そして予めナビにセットしておいた、登山者用駐車場を向かったのだが・・・

 

 

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道がヤバい(汗

ナビにセットした時点で気づいたのだけど、5年前適当にツーリングしてる時、

「綿向山麓接触変質地帯」がナビ画面に出て、少雨の中行ってみたのだけど、

ご覧の道で撤退した場所。

 

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マップを見るとあらぬ方向でした。

一度ならず二度までも・・ もう接触変質地帯の呪いですよ。

 

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当時のV-Stromと同じ場所でUターン。

 

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その後、たどり着いた綿向山登山者駐車場。

既に多くの車が駐車してました。

 

気温は低く風もあるが、ジャケットを洗濯したばかりで、

また汗でびしょびしょになるのは嫌だから、最初から半袖Tシャツで歩く。

すぐ暑くなって脱ぐのは確定だから、真冬でもシャツ一枚が多い。

準備運動は、さっきの未舗装路で汗を掻いたから充分だな(笑)

 

 

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道中、ついに接触変質地帯を見つけた。

・・・地質学的にはかなり貴重なものらしいが、

この露頭した岩を見てもよく分からない。。

綿向山麓の接触変質地帯 - Wikipedia ←気になる方はこちらを参考に

 

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いよいよ登山道へ入る。まずは表参道コースで登ります。

 

この綿向山の登山道は地元町民だろうか、綿向山を守る会の人たちのおかげで

とても歩きやすい道。そしてこの山も山岳信仰の対象となっており、

山頂には「天穂日命」という神様が祀られている。

 

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3合目、5合目には立派な避難小屋も設置。

 

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頂上直前は本来直登を避けるルートなのだが、

集団の登山者が登っていたので、私もこちらを登ることに。

ここが唯一疲れる道だった。もう一方のルートには急階段がある。

※このブナ林のルートは、冬期用のルートみたいです。

 

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綿向山頂上へ。既に雰囲気です。

 

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標高1,110mということで、11月10日が綿向山に日らしい。

その日はちょっとしたコンサートやバザーなどが催されるようだ。

ケルンのようなものは、50年前に埋められたタイムカプセルが

あるらしい。そして掘り出す時は2020年の11月10日だとか。

 

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祠と鳥居も鎮座する。

天穂日命という神様は、文字から察するに「稲穂」の神様?

 

ここまで歩いて来た感想は、本当に登りやすい山です。

勾配もそんなにないから、高齢者も結構登山してました。

積雪のある冬期も、樹氷目的の登山者も多いそうだ。

 

景色も良いよ。

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左は雨乞岳、とんがった山が鎌ヶ岳。

 

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山頂は広いから、めいめい適当な場所で食事をしています。

私もこの山頂が広く、眺望が良いから選んできましたからね。

 

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今回もカップヌードルです。

 

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気が付けば続々と登山者が増え、皆座って食事を始めてました。

 

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さあ下山しますか。

帰りは水無山ルートで行こう。

イヤホン忘れたから、スマホのスピーカーで聴くので、

人気の少ないルートを選びたかった。

 

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こちらは表参道ルート違い危険な気配。

登山道も極小で、足を滑らせば数十m下の沢まで転げ落ちる。

 

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あの境目が登山道か。

 

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過去に大崩落が起きたのか?

 

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マップでは水無山のルートは破線。つまり廃道か難易度が高いルートということだ。

まあそちらに行くつもりは無いのだが。

 

それにしても道が分からん・・・。

マップの赤い実線に辿りたいが、道が不明瞭だよ。

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彷徨いの軌跡。

こんな急勾配を何度か登ったり下りたりした。

そして何度か赤丸の所に辿り着くと同時に、おじいさんが休憩していたので

道を尋ねて赤線ルートへ。

おじいさんの指した方向は、私が歩いて来た方向だったので、

半信半疑だったが、ちゃんと赤線に戻っている。不思議。

因みにそのおじいさんも、ヤマップアプリを使ってました。

 

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危険個所にはトラロープが張ってあるところも多いが、

視角によっては登山道が見づらいこともあるのね。

 

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今日は普段入れてないサバイバルシートを、ザックに入れてきたから、

遭難フラグが立ったかと思った。

 

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ここを左と、おじいさんが言っていた。

 

あとは淡々と林道を歩き続ける。

 

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遭難して死ぬということは、肉体は土に還り、

最後はコレになるというわけね。

 

下山中はずっとラジオを聴いて歩いていたけど、

ふとマップを見てみると、

 

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全然違うところ歩いてました(笑) 聴き入り過ぎたか。

そういえば途中分岐っぽいとこあった。

 

戻って分岐を左に曲がってしばらく歩く。

 

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でも鉄塔の真下で道が途切れている!なんで!?

 

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また微妙に道が違ってました。。

体は全然疲れてはいないけど、精彩を欠いてるな~。

思えば朝から竜王山登山口とか行ってるし。

骨になりたくなければ、しっかりせねば!

 

今度はちゃんと赤線を辿る。

しかも分岐で出合った追跡者が追って来る。

 

そのまま登山者用駐車場まで、その人とほぼ同時にゴールしたけど、

何と途中で私が落とした汚いタオルを拾って来てくれた!

 

迷惑を掛けてすまない! あとこの方もヤマッパーでした。

実は先週の登山でも、首掛けタオルを落としたことに自宅で気づいた。

落とさない工夫をした方がいいな。

 

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下山ルートの水無山ルートは、道中危険個所も多いから、

歩かない方が無難だと思います。今日出合ったのもこの2人だけでした。

 

体の方は先週も登山したし、ずっとポールを使ったからか、

全然余裕でした。

 

 

 

下山飯のためにR1沿いの道の駅へ。

14:00過ぎの「びっくりや」は空いるようで、

多分英治さんかな?窓ふきしてました(笑)

 

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関宿でとんてき定食¥1,000。去年より¥50値上げしてました。

それとピンボケだったので載せませんが、

抹茶&バニラのソフトクリーム¥350。

他のソフトクリームより太くてボリュームがある気がする。

 

もし経ヶ峰登山だったら、下山飯は津のコスパが高い鰻屋「うなふじ」へ

行くつもりでした。

今度冬期に行くつもりです。

 

食後は高速道路で亀山~四日市

まだ帰るには早い。休憩するなら四日市港がおすすめ。

 

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いつもの三和商店街の定期巡回。

ついに閉鎖された!?

 

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以前から倒壊寸前、いや既に幾つか倒壊してましたからね・・・。

去年ぐらいまでは、居酒屋も一軒営業してたし、人も住んでる気配があったけど

どうなってしまうんだろう?

 

 

港の方へ行くと、立て看板に「客船」と書かれている。

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おおっ!巨大船「飛鳥Ⅱ」が停泊していた。

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ちょっとしたイベントも催されていた。

 

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先月見た藤原鉱山から掘り出した、石灰を積んでいるのかな。

 

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稲葉翁記念公園から撮影。

あの船で世界一周もできるよ。

朝昼夜の約300食付で、ざっくり500万~。ひとりなら135%~アップしますが(笑)

 

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いつも深夜に来るから、初めて潮吹き防波堤の模型が動くのを見たかも。

 

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以前工場夜景撮影後、このベンチで寝ました。

 

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帰りは混雑確定のR23号で帰るから、これを飲んでガッツを入れる。

今日は一時間ほど滞在でしたが、R23号の渋滞で疲れたらここで休んでください。

ひと眠りしてから、深夜道が空いてきた時に帰るのがオススメ。

まあこのベンチ、見ての通り背もたれが低いから快適ではないけど。

 

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さて帰るか。

ちょうどR23号に出る信号待ちで、海の方から汽笛が鳴った。

どうやら17時に出航するようだ。あと少しだけ滞在しておけばよかったかも。

 

走行距離 192.5km

走行燃費 22.1km/L