蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

秋の山口ツーリング 最終日帰還編

山口ツーリングも最終日の5日目。

既に山口県から鳥取県に入っています。今朝も快晴、夜露もほぼ無しだった。

大山池野営場にはソロのバイクが2台。内ひとりは草叢に敷いた死体袋の

ようなもので寝ていたような(笑)・・キャンプ場で死体袋、その発想は無かった。

一考の余地ありです。

 

キャンプ場を去り際その方に会釈して出たが、行き先とは反対方面で遠回り・・

格好良く決めたつもりだったから、またUターンしてキャンプ場の前を

走るわけにいかなかった。

 

さて今日は自宅に帰るだけなので、帰りは何時でも構わない。

寄り道しながらゆっくり名古屋へ帰ります。

 

 

まずは初訪問の鳥取砂丘

真夏はとんでもなく暑くなりますが、この季節なら丁度良い時分かも。

 

何となく「装甲騎兵ボトムズ」、惑星サンサ編のキリコとゾフィーみたい。

こうしてみるとあの砂の壁、登れる気がしない・・

ちなみに私は遠くから見てるだけで、靴に砂が入る面倒なので全然歩いてません。

 

登ったみたいです。ちなみにあの方は愛知ナンバーのバイク乗り。

 

砂丘近くの海岸は白波が立ってます。

 

しばらく景色の良い海岸沿いを走り、到着したのが余部橋梁。

 

こちらも初訪問です。以前から来たかった場所。

画像に謎の飛翔体が!

拡大すると蝶のようで、2,000kmの距離を移動するというアサギマダラかも?

周防大島に集結・乱舞している場所の横を通ったので、

もしかしたらそこに向かっているのかも(笑)

 

 

これは明治時代の造られた余部鉄橋

常に潮風に曝されており、錆を防止する塗装などの保守作業が欠かせなかった。

 

昭和61年12月末、強風が原因の列車転落事故が起きる。

橋の下にあった水産加工工場と民家に直撃し6名の死者となりました。

余部鉄橋と聞くと、まずこの事故を連想します。

 

この橋梁の下には道の駅、そして上に展望施設「空の駅」がある。

 

日本的な家屋の奥に見える、余部クリスタルタワーが映える。

 

景色も抜群でした。

 

橋梁の下の公園には駅長のそらちゃんが散歩中。

 

道の駅には山口県の豊北で買ったいかのストラップに加え、

こちらではいかの耳かきまで販売してました・・ 

出発前に、またも元愛知県民のライダーに話しかけられる。

ちょっと目立つバイク&同郷が同じだと話掛けられる確率がグッとアップしますね。

まあ9割はおじさん・おばさんですけどね(笑)

 

丹後半島に向かう途中、見たこともない自販機を見つける。

ポップコーンの自販機でレトロっぽさを感じる。

防犯カメラ作動中とあるが、ブラフのような気もしない・・

¥200だけど、”E-2”と表示されたエラーを吐いているので、

コインを投入する勇気がなかった。

 

そして京都府丹後半島へ入ります。

ここは風光明媚で車も少なく最高です。

 

経ヶ岬灯台は、山頂展望台から少しだけ見える。

そういえば帰宅後に知りましたが、この辺りでは白いか(剣先いか)などの

活いかが食べれる店もあるとか。来年狙ってみるかも。

 

ここから伊根方面へ。

 

そしてここが有名な伊根の舟屋です。

実はなかなかの観光地で、平日だけど観光客が多い。

更に狭い道に大型観光バスが通るので通行注意です。

 

既にこの地域は、持参したツーリングマップル範囲外なので、

どこに何があるかはよく分からない。丹後半島も始めてだし。

道の駅もあるのだけど、寄らずにバイクに跨ったまま撮影。

 

天橋立は以前行ったのでスルー。

舞鶴に入り。道の駅舞鶴とれとれセンターへ。

 

もう昼過ぎだし昼飯にソースカツ丼でもと思ったが無かった。

いか焼きがちと気になったが¥1,200~1,500!かなりの大きさだったけどね。

もうすぐ京都府から福井県に入るが、人気のこだま食堂でわらじカツが食べたいが、

営業時間中には間に合わない。

そういえば1週間はカレーを食べてないので、

この先にある、舞鶴赤れんがパークで海軍カレーかな。

 

自衛隊基地のある舞鶴港

早速カフェへ向かうも、非情の"CLOSED"の文字が。。

既に15時なので今日は昼飯抜きになりそうだ。

でも朝食べた燻製たまご2個か、昨日レバニラ炒めの効果か、我慢できる空腹感。

 

少し探索して土産売り場へ。

充実しているものの財布の紐は緩まず・・ 自衛隊にはあまり興味が無いようだ。

やはり大日本帝国海軍グッズじゃないと(笑)

 

でも売り上げ1位という海軍カレー(¥896 2食入り)を買ってみた。

 

これで訪問したい観光地は巡ったのであとは帰宅のみ。

が、やはり腹がソースカツ丼かカレーを欲している感じ。

 

・・あ、いい所を思いついた。

そこが今日の最終目的地だ。

目標があると走りに元気が出て来る。

 

 

小浜市街を抜け山間部に入ると夜の帳が下りる。

道の駅でコーヒー小休憩。この休憩スペースは過去に何度お世話になった。

もう冷え込むので防寒モードに。まあ電熱ベスト結局使わなかったのだけど。

 

福井県から滋賀県、そして岐阜県関ヶ原から高速道路へ。

ここまで来たら自宅まで下道でも良いのだけど、

 

養老SAに寄りたかったのだ。

飯に困ったらSA。ここは下道からでも入れますけどね。

 

この養老SAで10年以上前にわらじカツカレーを食べたことがあり、

確か完食出来なかった記憶があります。

そのカレーに挑んでみます。

食べたかったのはソースカツ丼ですが、カツカレーなら問題は無い。

 

 

養老SAのわらじカツカレー¥1,120。

あれ?案外普通っぽい。昔のはもっと見た目と値段も高かった記憶。

しかしカツの厚さは2cmぐらいあり特に衣が美味かった。

これなら値段も悪くないし、頑張れば誰でも食べ切れる量。

昼遅く食べれば夜は食わなくても済むだろう。結果的にはお勧めのメニューです。

 

 

20時過ぎ無事に帰宅しました。

無理のない4泊5日で2,000km。まるでアサギマダラの様だ。

 

活いかは繊細かつデリケート故に、山口県で食べることは叶いませんでしたが、

活いかは今後の楽しみのひとつにしておきます。

 

名古屋でも食べれるんだけど、ツーリング先で食べる活いかを狙うのが

私のこだわりです。それに基本2人~の店なので1人はきつい(笑)

 

兎も角、山口県の奥部まで観光したので次回来る時は、

山口県の東側にある、梅乃葉といろり山賊の食事処ぐらいです済むので、

今回よりも日程を縮めたツーリングになると思います。

この10月27日~31日の間は、天気も良くて最高のツーリングとなりました。

 

5日目の走行距離465.6km 

 

燃料代¥13,809(84.4L)

高速代¥4,520 (計238.9km)

宿泊・食事・土産代など 約¥20,000。