6連休もあるのでどこかへ出かけたい。
候補は今観光客が少ないだろうと思う、三重県の伊勢神宮(内宮)、
静岡県の御前崎までゆるキャンスタンプラリーなどが挙がりました、
どれも今の気分と違うなと思っていると、TVで長野県の白川氷柱を見た。
これだと思ったが、氷柱は御岳湖付近で、この時季はバイクで行ける気がしない。
でも滝などの結氷は気になったので、行けるであろう場所を探したところ、
今回のツーリング先である姿見不動滝へ向かうことになった。
朝7:15分出発。
長野県のやや標高の高い所にあるけど、ここ数日寒波は来ていないので
バイクでも行けるタイミングでもある。
それに今を逃すと、来週はまた寒波予報でしばらく山地には行けなくなる。
高速道路で長大の恵那山トンネルまで走ると、周辺に積雪が見え始め、
まあまあの山岳地帯である園原ICで降りて大丈夫かと思い始める。
結果的に大丈夫でした。路面がドライであれば問題無かったようだ。
滝の駐車場は車が2台分しかなく満車。しかも完全凍結していたので、
近くの長めの路側帯に停める。
しかし道も完全に凍結状態でとても滑る。
一眼レフを持っているので、転倒してもカメラは死守する。
さて姿見不動滝は凍結してるかな?
ダメでした・・
寒波が来てないので、数日前は結構凍結した滝の氷も溶落ちたみたい。
まあ寒波が来ていたらバイクでは来れないのだけど・・
滝の真下には青白く輝く氷が落ちている。
滝の近くまで寄りたかったが、撮影場所から数mの凍結地帯が抜けられず断念。
回りには三脚を設置したカメラマンが4名ほどおり、
転倒すれば人や高そうなカメラを巻き込んで、川に落ちることもありうる。
帰りは下り坂なのでかなり危険です。
本当に川に滑り落ちる可能性も高い。
この季節は、チェーンスパイクをバイクに常備しておくべきだった。
さて今度は妻籠方面へ向かうので、この先の清内路バイパス(標高1,094m)
をバイクで抜けられるかだ。
凍結していれば無理せず引き返すだけだが、
下りの急勾配で、路肩は完全に雪か凍結がありUターンが難しい。
・・・・・・
こちらも大丈夫でした。これで今日の難所は越えたか?
そのまま妻籠宿へIN。
今日は土曜日ですが観光客の車はこの通り。
馬籠宿は行ったことがありますが、妻籠宿は未訪問。
今回も観光客が少なく、昼食まで時間があるので散策することにしました。
有名な観光地も閑散としており、店の多くが休業・休館中。
営業中の店も暖房のため?扉も閉められており、入って見てみようという気が出ない。
長野県木曽郡上松町出身の御嶽海の大関昇進で、この辺りはお祝いムードのようだ。
軒先などにまゆ玉や餅花が飾られている。
かつては養蚕業の繁盛を願ったようだが、今では農作物の豊作の行事となった。
観光客がおらずとも蒸されるおやき。
この噴き出る湯気が、妻籠宿で今日一番の活気を感じる。
おやきは食べたことが無いので1つイートインして食べた。


端まで歩いて散策終わり。
このご時世と冬季ということもありますが、静かな宿場町でした。
撮影しても人が写らないぐらい人がいないので、それ目的なら今が狙い目!
時刻は11時になったのでR19号へ合流し、昼飯を食べに道の駅大桑へ。
奥に見える木曽山脈が美しい。
山賊焼き定食(¥1,200)を食べる。ご飯とみそ汁はお代わり自由。
バイク乗りたての頃、ビーナスラインの帰り豪雨&夜のR19号で本気で死ぬかと
思った時、最後の晩餐と思いステーキを食べたレストラン。
流石にこんなに高くはなかったと思うけど、まあ十数年前だしね。
ステーキ重(¥1,980)を注文する客が多いので気になったが、
今日は29日の肉の日で、この日だけの限定メニューだった。
いつもは別の軽食コーナーで、五平餅とりんごソフトを食べているのですが、
食後直後だったし、悩みましたが次の機会に。
この大桑周辺で既に凍結の気配も高まっていたので、
3月ぐらいにならないと無理かな?
大桑から中津川の方まで戻り、夕森の龍神の滝を目指します。
道の駅五木やかた・かわうえ前の様子。
県道3号の方は大丈夫だったので意外。
夕森の方もだんだんと路面も怪しくなり・・
夕森公園YOU遊館まであと少しというところでした。
ここまで来たら龍神の滝を見ずには帰れない!(多分4回くらい来てるが)
ここに置かせて貰い徒歩で行こう。
YOU遊館は休業中です。
龍神の滝はここから約1km。
車やバイクならば、もっと滝に近い駐車スペースまで行ける。
バンガローエリアを抜けて雪道を進む。
バイクウェアのまま来てしまったので暑い・・
ここからあと約300m。
凍結した階段。
手すりが無いと登れません。
滝に近づいたが、あの撮影スポットまではきつい。
手前で妥協。この撮影スポットは人ひとり分しかなく、
しかもこのすぐ隣に、僅かの差で先着したカメラマンもいたので、
少し撮影場所を譲って貰っての撮影です。
苦労して来たけど滞在時間約3分で戻る(笑)
滝間近の駐車スペースへの道はご覧の通り。
凍結した車道よりは、まだ歩いて来た雪道の方がマシ。


シャツもびしょびしょで本当に暑い。
あの後ろ髪を引かれる思いで断念した、りんごソフトが今食べたい気分だ。
往復1時間くらい掛かって戻って来ました。
この後、R257号から道の駅東白川でお茶を買い、
R41号へ出て小牧北ICから都市高速道路で帰宅。
長野の園原辺りで-2度の中高速道路を走りました。
電熱ベストの電源は入れるまでも無かった。
持論ですが太股辺りと、背中の防寒をしていれば、あまり寒さは感じない。
もしくは凍結の憂いで、寒さなど気にもならなかっただけかも知れませんが(笑)