蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

岐阜県の避暑地ツーリング その二

前回の続きです。

無駄に動かず、公園で1.5時間ほど佇んでいたところからのスタート。

 

この時、まだ27℃くらいなので快適だった。

さてこれから行く食堂は観光客向けではなく、地元民向け・・だと思われる。

食堂あるあるで、地元向けは開店時間がアバウトの法則があると思うので、

敢えて3分遅れで目当ての食堂へ行ってみる。

 

・・やはり準備中でした。

店の前で待つ感じでは無いので、また少し時間を潰さないといけない。

 

道の駅荘川の近くに広い駐車場と河原があったので、

芝生に座り込み、魚がいないか観察することにした。

陽が弱いので、余裕で日なたで過ごせる。

すると釣り人がちょうど私の真下で釣りを始めた。

暇つぶしも出来たし、折角なので11時まで待つか。

これで営業してなければ店は盆休みだろう。

 

 

ついでに株価を見て、キヤノンを売却した。

長年握っており、2回ロールオーバーし、来年も旧NISAの期限なので、

暴落後に元に戻ったので売る機会かなと思った次第。

まあ上がっても”頭と尻尾はくれてやれ”精神です。

ちなみに隠れ優待のカレンダーの代替は、クラレになりました。

 

さて再び食堂へ向かうと、回転灯が点灯していました。

やっと飯にありつける!

 

荘川にあるミッキー食堂。

事前に調べてあり、雰囲気は大体掴んでいる上で訪問。

 

メニューはシンプル・イズ・ベスト。かつ丼は情報より200円値上げしていた。

まあ1970年代でもかつ丼は500円前後だろうから、600円は安すぎるか。

テーブル卓が4つのみ。私が座った場所は2人までの小上がり席。

ミッキーという可愛い感じはなく、見ての通り渋い店内。

 

注文したのは健さんセット。(かつ丼と中華そば、当然ビール抜き)

健さんセットというのは、「幸福の黄色いハンカチ」で出演した高倉健さんが、

出所してすぐに入った食堂で注文したメニューです。

ツーリングでビールは難しいけど、かつ丼とラーメンが並んでいたら、

つい注文してしまうコンビ(笑)

ちなみにそのシーンのラーメンはしょうゆラーメン。

 

今の私も腹が減っていたので、健さんのように麺を啜る。

情報で味は薄味であっさりなので、正直私好みでは無いと分かっていた。

今日の私はこの雰囲気を味わい来たのだ。

例えば卓上にある年季の入ったテーブル胡椒、七味のビンに記載されている

日付は2018年。細かい事は気にするなスタイルだ。

それに置いてある漫画は、タイトルは忘れたが、さいとうたかを系。

 

もう私が想像通りの雰囲気で顔がニヤけてくる。長時間待った甲斐あった。

ボリュームがあり、安くて美味い店もいいのだが、

こういう地元民向けの食堂もたまにいい。記憶に強く残る。

それでも食事している時は客で満卓でした。

 

地元向けと思っていたが、同時に入店した車は神戸。

出発準備していた車は名古屋と、意外にも他県ナンバーだったが(笑)

 

次なる目的地は長良川の源流。

場所は不明だけど、この辺だろうとナビ通りに進む。

そして高鷲スノーパークに入って行く。

 

スキー場の道路あるあるで、スキー場回りの道はぼろぼろ問題。

一応砂利で埋めてあるが、砂利は散乱しているので、油断するとゴマメる。

それにしてもこのナビ、どこへ連れて行くんだよ。。

 

 

これ以上はバイクでは無理。

というかキャタピラー付きの車両じゃないと厳しい道が続いている。

ここは徒歩で探すしかないか。

 

今日はアクティビティをしないと思い、バイク用の靴で来たので

石ごろごろの道は足裏が痛い。

 

源流って通常樹林帯にあるのでは?

今歩いている道はむしろ天に向かう登り坂だ。

 

流石におかしいと気づき、ここで戻ります。

日陰が皆無のスキー場の直登みたいで暑い。

汗も出るけど喉は渇かない。ミッキー食堂でスープを完飲しておいて良かった(笑)

 

 

保冷剤ベストは既に3時間近く装着していたので、冷たさは無くただの重りに・・

 

おっ?よく見たらバイクの駐車地の近くに分岐道が!

 

進むと樹林帯に入って行くので、多分こっちの道だろう。

しばらく歩くと川の音が聞こえて来る。ここで間違いない!

 

どうやら到着したようだ。しかも車でも来れる~(笑)

 

しかも長良川の源流ではなく、源流の碑だった(笑)

つまり大河長良川の最初の一滴はずっと先・・

 

でも凄く綺麗な川です。魚の姿も見えました。

川に浸かりたい・・

上半身だけでも掛け水しておけばよかった。

 

無事に帰還。

 

 

戻った場所からの計測だったので、歩いた時間は45~50分程度だ。

調べると長良川の源流は大日岳のようだ。

ずっと気になっていた山で、難易度も問題無さそうなので登山決定だ。

やはり長良川の源流を見てみたいですからね。

あと最初の道はゲレンデ北に向かう感じでした。

 

この裏ルートを使えば大日岳は近いかも。(登山ルートはゲレンデ西側にある)

 

さあ下山してやまびこロードから帰路へ。

ガソリンも帰宅分ぎりぎりなので、無駄な燃料は使えないが、

しばらく走るとずっと下り道となるので節約できるはず。

 

 

そして郡上白鳥付近。最終休憩地のとある橋の下。

理想的な休憩地である。

 

長良川を遊泳する客と鮎釣り客、それとキャンプしている人もいます。

河原に下りる道の前に天然鮎の料理屋があり、

カレーやラーメンにけいちゃん、それにビールなどもある。

しかもモーニングもやっているので朝8時から営業しており、

夜営業は17~20時までとある。

まあこの手の店はもう少し早く閉めることも想定しているが。

総合的に魅力ある店だ。今度行ってみるか。

 

今日は私はアイスを食べるだけに留める。

ここから郡上八幡まで県道を走り、高速で帰宅予定だ。

しかし既に渋滞1kmとある。この程度なら行けるはず!

 

そして高速道路へ。一宮JCTの渋滞は4km通過10分と表示。

ここで高速渋滞あるある。通過時間は大概うそ。

折れた煙草の吸殻で あなたのうそが分かるのよ♪ 中条きよし「うそ」

 

余裕と思い並んでいたが、通過し終えるまで少なくとも30分は掛かかった。

そして記事を書いている今もラジオの交通情報で、

同じ場所で渋滞8km、通過に10分と言っている。それは無理だろ~

もっと渋滞が長ければ、美濃関JCT~土岐JCTで迂回、

何なら一宮木曽川ICや、最近できた一宮の出口から下りたのに!

炎天下の中、高速渋滞はバイクは辛いぜ。でも水分補給は出来ました。

まあ関東のライダーは数十kmの渋滞は普通なので、そのくらいは余裕らしいが・・

 

予定より40分遅れで帰宅。名古屋の普段混んでいる下道はガラガラでした(笑)

 

さて今回のツーリング、やまびこロードを下るまでは30℃越えはほぼ無かった。

なので暑さ対策は積極的にせず、一番暑かった最後の渋滞前も怠ってしまった。

ただ保冷剤ベストでも効果は時間前後だと思うので、

残りが少ない時は、最後に温存するほうがいいと思いました。

特に帰りは自宅まで一気に走る傾向があるので・・

 

それと今の時期、午前中に帰れる方が、暑さや渋滞を避けやすいので、

基本的には食事を早めにとれる計画し、店の営業時間も知っておくのも有効だ。

私はほぼ9時には見学地を見終えていたし。

長良川源流地の散策は、朝行けば良かったが普通に忘れていた。

つまり場所にもよるが真夏は電撃ツーリング。

どれだけ早く出発できるかが大事。

 

あと氷は結構残っていたので、溶けた水も美味しく頂きました。