目的は10月21日にオープンしたばかりの古戦場記念館の見学です。
天下分け目の舞台となった関ヶ原の戦いを、
最新の映像技術などで見聞することが出来る。
まず関ヶ原古戦場記念館は、現在新型コロナ対策として、事前予約制となっています。
ご覧の通り、土日祝日はほぼ予約済みでしたが、
TV番組で記念館の存在を知った日に何度かアクセスしていたら、
11月3日にキャンセルが出たのは僥倖でした。
12時に予約でまだ2時間前だったので、道の駅伊吹の里で過ごす。
ドーナツや焼きそばの移動販売車が出店してました。
ドーナツとココアを昼飯前の間食。なおこれが昼飯になった模様。
車が来ていればほぼ注文するドーナツ。
形が悪いドーナツを1個おまけして貰いました。
ここのラージサイズ(¥150)はデカくて得した気分!
伊吹山。祝日もダンプが動いているから稼働日のようです。
行楽に行くなら、休みが多い日曜日の方がダンプが少ないのでオススメだ。
記念館は関ヶ原駅の北西に造られてました。
周辺の道路も最近整備された感じがあるほど綺麗。
いつの間にかこんな施設が建設されていたとは・・
TV番組で知るまで全く分かりませんでした(笑)
ちなみに総工費約50億という話も!
スタッフの方はほぼ女性比率が高く、皆黒いスーツを着て落ち着いた印象。
本来は入館料¥500ですが、今日は文化の日なので無料でした。
入館するとまずはグラウンド・ビジョンという床面スクリーンで、
戦いの様子を俯瞰でき、全体の動きを知ることが出来ます。
私は関ヶ原の戦いで思い出すのが、福本信行のアカギという麻雀漫画。
昔見たこの漫画で小早川秀秋や、脇坂や朽木とかここで知りましたよ(笑)
なので裏切り者といえば、小早川が一番に思い付いてしまいます。
そして次のシアターでは、主だった武将たちの様子が描かれます。
先ほどは立ち見ですが、こちらは席に座って観賞。
振動と音で迫力がありました。
観た後に気に入った武将を選べと言われたら、あまり世間的には知られていない?
戦い自体は約6時間ほどで決着しましたが、
ルーツを辿ると、その数年前より忠誠や友情、策略などが複雑に入り組んでおり、
語ると長くなるので控えます(笑)
そして次の展示品フロアで自由に動けるようになります。
個人的にはとても良かったので、記念館に訪れるならば一度は見た方がいいですね。
ちなみにナレーションや、武将の台詞は日本語字幕と英語でした。
甲冑や刀剣などの展示室1は基本撮影禁止だったけど、
展示室2からは撮影可能となります。
ここ関ヶ原辺りで、様々な文化などの境目となりますね。
他に鰻の開き方や、うどんの汁などもそうですね。
大筒や火縄銃などに触れたり出来ます。大筒重かった・・。
西軍の大谷吉継が、勝ち目が無いと三成に忠告した関ヶ原の戦い。
地形的に西軍有利だったらしいけど、大将の石田三成の軍勢は7,000人対し、
東軍は徳川家康だけで30,000人! 三成への集中攻撃で落とせるんじゃないの!?
この武田信玄の魚鱗の陣を使い中央突破ならば!
いやそもそも三方ヶ原の戦いで、武田が徳川家康を殺しておけば・・。
・・・・・・
展望フロアからの眺め。
この辺は陣跡や首塚がごろごろある。
記念館で色々と知識を得て、史跡巡りすると楽しめそうです。
家紋もちょっとは分かったかな?
裏手には徳川家康最後の陣跡がある。
首実検を行った床几場。
折角なので、近くにある石田三成の陣跡である笹尾山を見に行きましょう。
こちらは駐車場も完備されています。
階段を登った先にあります。一般的には5分くらいかな
馬防柵が点在。見る限り迎え撃つ方は有利になるのも頷ける。
ここから戦況を眺めていた。
あまり知られてないが、ここ関ヶ原の戦いよりはるか昔に、
皇族同士の戦い"壬申の乱"が起きた場所でもあったりする。
詳しいことは知らないが、戦いの運命から逃れられない場所だったのかも。
今回訪れた関ヶ原古戦場記念館は非常に満足でした。
だけど殆どの資料館にもいえることですが、
リピートするには期間限定などのイベントなどが欲しいところです。
私は常設展示だけだと飽きてしまうんですよ。
年間パスポート(¥1,200)もありますが、よほどの歴史好きではないと。。
これだけ立派な建物なので、一度だけでは勿体無いと感じました。
でも史跡巡りはしたいかな。