蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

電子書籍で北森鴻「香菜里屋」シリーズを買う

電子書籍で小説や漫画を買う事が多いのですが、

そんな中で私はDMMブックスを利用しています。

先日、保有するDMMポイント約1,000Pが、

3月29日で失効しますとメールが来て、急遽本を買う事になりました。

 

このポイントは年3回ほど行われる50%還元セールで獲得したもので、

殆どの本が実質半額が購入できるのが魅力。

でもポイントの有効期限も以前より短くなっており、次のセールには使えなくなった。

 

さてこのポイントを使って、

推理小説作家の、北森鴻先生の作品を、久々に読みたくなりました。

ここ数年はラノベに嵌ってましたが、その前は北森鴻の作品をずっと読んでいた。

 

これは当時使っていた楽天KOBO電子書籍ですが、こちらはかなり改悪してしまい

DMMに移りましたが、当然互換性は無いのでずっとスマホにアプリは入れたまま。

読むきっかけになったのは表紙絵。本屋でも表紙ひとつで手に取ってみることが

非常に多く、この作品もそのひとつ。

 

最初は「蓮丈那智フィールドファイル」シリーズから。

北森鴻氏は民俗学や骨董などに造詣が深く、更に日本神話に登場する神とか

ばんばん出て来ます。

正直読んで理解するのが難しく、ほぼ5~6分間乗車する通勤中の電車内で読むような

本ではなく出来れば一気見、更にパソコンの前で読み分からない単語を、

ネットで調べながら読み進めるのが良さそうな感じでした。

なので、後述するシリーズを含めて計9冊読み終えるのに2年近く掛かったかも・・

(自宅ではほぼ読まないので)

 

それでも全5作品を読み終えた理由は、

元々寒村とかが舞台の話や、土着信仰が大好物だから「新日本風土記」とよく見るし、

ツーリングで色々な所へ行くので、

こういう知識を持っておくのも悪くないなと思い読んでました。

 

次は「旗師・冬狐堂」シリーズ4作も読了。

こちらは比較的読みやすかった気がする。こちらは歴史がよく出て来ます。

どちらも独特の歴史観や、突拍子もない考察で北森ワールド全開です。

ちょっと記憶も薄れて来たので、また読みたくなって来た(笑)

 

 

そして今回購入したのは、まだ未読の「香菜里屋」シリーズ。

こちらも連作短編ものらしいですが、読む前から既に期待大です。

 

北森鴻は48歳の若さで亡くなっており、

もう先生の小説は読むことは出来ず、本は絶版でしたが最近復刊しました。

表紙絵も上に載せた画像ではなく、若い人にも手に取ってみたくなる表紙絵

になってます。特に「旗師・冬狐堂」は魅力的です。

 

 

電車で片手で読むのに適した電子書籍版で購入しましたが、

気に入った本は紙で買う場合もあり、更に透明のブックカバーを付けて保存。

6月末以降に株主優待のクオカードや図書カードが送られて来るので、

書店に並んでいたら、全巻紙で買うことも検討している。

 

 

江戸前の旬」。現在111巻ある内の5巻が期間限定で読めます。

美味しんぼ」もそうですが、料理を通じて広がる人情ものが好きだ。

ドラマも1話しか観れてないので、どこかで配信されているのを観るしかない。

ちなみに「将太の寿司」も、漫画もドラマも好きでした。