蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

秋の行楽ツーリング 清里編

9月23日~24日に、長野県を中心にツーリングへ出かけました。

この日から13連休で、初日に焦っていくこともないけど、

天気の兼ね合いもあり、行ける時に行こうと、仕事から帰った後すぐに準備をし、

仮眠せずに出発です。

 

今日の野営地は標高1,500mの地。

事前に体に負荷を掛けておかないと寝れないと思い、

初日からハイキングも数ヵ所を予定しています。

大体いつもの2:00出発。

 

名古屋や岐阜の方は、夜に雨が降っていたので路面湿潤。

R417号の山中は濃霧に包まれており、殆ど視界が効かない。

というか何時もこの辺り、深夜は霧に包まれている。

下りの急勾配・急カーブですが、意外と大型トラックも多いので慎重に・・

 

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3:30 道の駅みさとで曇ったシールドやミラーを拭く。

キャンプじゃないけど、リアバッグに雑に荷物を放り込んで積んできた。

 

ここからすぐにR19号に入る。

6:00開店の食堂SSに寄るために、この時間に出るのだ。

少し別の道の駅で時間調整し、6:00ジャストに食堂SSに着く。

 

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とん汁定食(¥700)

到着と同時にトラックで待機していた人が入店したので、

狙っていた先着ボーナスのコロッケ?を強奪されてしまった(笑)

 

いつもならばビーナスラインに向かうのだけど、

まだ早いので高ボッチ高原へ。

以前から案内看板や、「ゆるキャン△」で存在を知っていたけど、

まだ行ったことがなかった。

しかし今日現在、東山ルートは災害で通行止め中で、

解除されたばかりの崖の湯ルートが、唯一のアクセス路となっている。

その崖の湯ルートですが、道が狭く路面状況も悪いので注意。

しかも人気のスポットで、今はこの道しかないので対向車も多いのだ。

 

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駐車場は凄く広い!

どんどん車やバイクがやってきます。

 

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無料のキャンプ場もあり、ボツボツとキャンパーも居ました。

それにトイレ・自販機・高速wifi完備です。

ちなみに私がやっている、ソシャゲのアップデート(3.4GB)が割と早く終わった(笑)

途中に寄った公園の普通wifiだと日が暮れる。

 

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眺望は北アルプス槍ヶ岳のとんがりも見えました。

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高ボッチ山へと歩くと諏訪湖、現場では気づきませんでしたが富士山も見える。

 

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そのまま鉢状山にも向かおうと思いましたが、

割と時間が掛かったので、途中で引き返しました。

ビーナスラインへ向かいましたが、ナビで有料道路へ導かれてしまい、

1区間¥320を徴収されてしまった。。

 

まず三峰茶屋に寄り、定番のきのこ汁(¥250)を堪能。

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が、後でメニューを見ると、松茸ごはんセットのが良かったかも?

 

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きのこパワーを得て、三峰山までハイキング開始。

山頂までは15~20分ほどですが、今日はかなり風が強い。

 

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景色は360度の眺望が望めます。

この後、八島ヶ原湿原にも寄ろうと思っていたが、今日は祝日ということもあり、

既に駐車場は満車だったのでやめておくことに。

 

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途中、三峰茶屋駐車場に停めた自分のバイクを単眼境で覗いたら、

ヘルメットやジャケットが消えている。

少し焦りつつ早足で戻ると、強い風で落ちていただけだった。

 

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今日の目的地である八ヶ岳連峰と、その最北にある蓼科山

ビーナスラインは多くのライダーで賑わってました。

 

既に時間は昼となり、馬刺しが食べたいけど、この辺りだと茅野市に集中している。

次の目的地が麦草峠なので、どうにか近くで食べたい。

 

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女神湖近くにありました。山木綿(やまゆう)と読むそうで、

馬刺しや焼肉を食べられる店です。

 

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馬刺し丼並(¥1,430)を注文。

並とあるが、次のサイズが肉まみれ馬刺し丼(¥4,378)しかない(笑)

やっぱり馬刺しは美味いね! 

 

 

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麦草峠に到着。

この辺りは鹿が多く、別荘地帯から飛び出してきたり、

道路で何かを食べている鹿を見かけました。

 

 

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バイクは有料駐輪場に停め(¥200)、白駒の池を散策。

 

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池への道は苔が生える樹林帯を通ります。

 

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池の湖畔近くには宿泊やキャンプ可能な青苔荘が静かに佇む。

近くには白駒荘という施設もある。

 

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まあまあの値段だけど、1泊2日で食事付きで1万から。

夕食のメニューを見るに、宿泊は悪くない気がする。

八ヶ岳へのアクセスも良さそうだし。

 

 

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そして白駒の池。

紅葉は写真を撮るほどではないが、色付いている木々もありました。

 

さて次はいよいよ清里だ。

かつてバブルの頃は若者たちで賑わったという町。

当時は小学生だったので全然記憶に無いが、

Youtubeには当時の映像が多くあるので、その様子を知ることが出来る。

 

 

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清里駅近くには広い無料駐車場がある。

「観光客様ようこそ清里へ」と、言った感じで嬉しい配慮。でもトイレは使用不可(笑)

少し駅の方へ歩くと、有名な店の廃墟が出て来ました。

 

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まるで「Dr.スランプ アラレちゃん」のペンギン村みたい!

 

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中は当時のグッズが置かれたままに。

 

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ブリヂストンのレトロマーク。

 

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かつては多くの車や若者でごった返し、原宿のようだったメインストリートも、

今は人も少ない寂しい通りになっている。

「ONE HAPPY PLAZA」というショッピングモールは、サバゲ―施設になってました。

訪れてはいませんが、北野たけしのカレー屋とかの廃墟もあるそうです。



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しばらく散策しましたが、うらぶれた状況は当時を知らない私でも寂しく感じる。

それでもカメラを持った若いアベックなども見かけたので、

今でも私同様、"映え"目的の廃墟巡りに訪れる観光客もいるようだった。

 

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コンビニでお茶と信玄餅を買って一服。

一応カフェとかあるので、そちらにお金を落とせよと言われそうですが、

ひとりだと店に入りづらくてね・・ 休日なのに店に客もおらんし。

 

でも清里で夕食をとるつもりで、何を食べようかと考えていたら、

清里駅構内に、当時販売していた?釜めし屋の跡を見つけた。

・・決まりだな。まだ営業時間まで1時間以上あるので、

野営地の下見と八ヶ岳山麓の道を走ることに。

 

去年は12月頃に走ったが、木々の葉も落ち寂寥感が好きだったけど、

今回はあまり感じない。自分寂しい雰囲気が好きなんかな(笑)

 

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適当な場所でUターンし、野営地へ向かう。

 

今宵の野営地は天女山駐車場。

去年は既に冬季閉鎖されて通行不可となっていた。

 

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ここは八ヶ岳への登山口でもあり、事前情報では車中泊の車もいる。

人が来る場所は好まないが、敢えてここで寝ると決めていた。

 

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女山へは少し下ったところにあり、途中にはトイレもある。

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私好みの便器で、あまり臭いもない。

やっぱり自宅以外は和式がいいのだ。

 

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北杜市街と富士山が見えました。

山頂には東屋もあり雨でもOK!

標高は1,500mもあり、真夏でも最低気温ランキングトップになることもある、

野辺山のすぐそば。しかも去年の今頃は氷点下になったとか!

今夜はどうなってしまうのか・・

 

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女山の云われ。

天女も好んだというこの地で、どうしても寝たいのだ。

 

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八ヶ岳への登山ルート。赤岳まで日帰り可能らしい。

時間となったのでガスを入れた後、釜めし屋へ向かった。

 

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釜めし まこと。

釜めしといえば、昔の話ですが地元名古屋に「鳥鈴」という店があり、

そこで祝い事の時などで食べた釜めし以来なので、もう30年は食べてない。

 

夕飯に釜めしという客もおらず、

地元の人だろうか?飲みを中心に一杯やっているだけでした。

 

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後で知ったが大盛りサービスだったのか・・

好物のいか焼きなども充実しており、迷ってしまうな(笑)

釜めしは炊き上げから、蒸らしまで時間が掛かるので、

その間に食べれる、料理を注文しておきたいのだ。

 

 

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選んだのは初めての馬刺しの霜降り。

味の方はというと、悪くは無いのだろうけど私の好みではない。

口の中でスッと溶けてしまい、全然咀嚼しないので味がよく分からない。

大トロが好きではない理由と同じ。

やっぱり馬刺しは赤身が一番。いかのように長く味わえるのがいい。

 

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とりの釜めし(¥1,050)が出来上がった。

味はめちゃくちゃ美味いね。なぜ30年も食べなかったのが不思議なくらいだ。

今度からツーリング中に、釜めし屋を見つけたら寄ろうかな。

というか羽釜買って、キャンプとか河原飯で食べたい(笑)

 

 

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女山駐車場へ戻ると、山小屋泊と思しき人の車が1台のみ。

防寒対策し、仮眠の準備に入る。

この支度中に時折凄い風が吹き、風の音で恐怖を感じるくらいだ。

でも虫も皆無なので、高濃度ディートも不要だった。

 

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今日の走行距離。

夜遅くになると寒さで寝れないので、現地ですぐに寝るのがコツ。

このためにハイキングや不眠し、体に負荷を掛ける必要という考えに至った。

まあ既に足がヤバいぐらい冷えてるけど。

だが我に秘策あり。

 

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収納に余裕があったし、もしものために持って来たシュラフです。

腰の辺りまでシュラフの中に入ると、信じられないくらい暖かい。

 

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封筒型なので、キャンプだと膝を抱えるように丸まって寝れるのいい。

防寒しづらい足が暖かいので今日は快適に寝れそうだ。