蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

活きイカを食べに山口県へ!二日目

ツーリング2日目になります。

起床は1:00 前回と違い寒さはあまり無いので快適でした。

というか起床という表現は、この場合ちょっと違うか。

あくまで仮眠という体なので、目が覚めたという感じ。

 

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出発直前のアフリカツインAS。

灯りやデリネーターすらもない山道は注意。

 

今日のルートをちょっと考えて、まずは山口県入りし180km先の秋吉台を攻める。

早めに営業する?須佐の「ジョイフルセンター須佐」でも10:00もしくは11:00。

ここからはどうあがいても早く着き過ぎる。

時間が勿体ないので、秋吉台でゆっくりして、また戻ってこようかと。

 

 

180kmという距離は、名古屋在住の人に分かりやすく例えると、

R19号で長野県松本まで行ける距離。昔ならば1泊していたけど、

今日はウォーミングアップって感じですね(笑)

深夜早朝なので快適そのもの。150kmまではノンストップですよ。

 

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須佐を通り過ぎたところ。

考えていたけど、秋吉台から戻るにはハード過ぎる気がしなくもない。

しかもこの後、対角に位置する周防灘方面へ向かうし。

 

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恵美須ヶ鼻造船所跡。

反射炉は、国道沿いのコンビニの上にあって、

何度か道を往復した際に走行しながら見ただけ(笑)

 

この後道の駅で6:00~7:00くらいまで休憩しました。

道の駅しーまーとでも、活きイカは食べられるみたいだが?

 

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7:45 秋吉台

まだ車は少なく、バイクの方がやや多いぐらい。

 

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ざっと撮影して後、再び休憩。

次には萩に市街に戻り明神池へ。ちょっと池を見るだけだったが、

有料駐車場に停めるのも、何か嫌だったのでゆっくり走りながら池を観察。

そういえばここの笠山って、火山だったことは後で知った。

 

 

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代わりに波止場で、ウミウシ系の生物を見てました。

 

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先ほどの道の駅も営業していたので、暇つぶしに海産物を見て回る。

おお!活きイカが泳いでいる。

100g=¥580。だいたい大きいもので1杯¥3000+調理代。

ヘビーすぎる値段だ。。

 

既に須佐は諦めて、萩市街のある「萩心海」という店で食べようと思い、

イカづくし(¥4104)を注文する予定でしたが、

営業30分前に、急遽お店を変更。

明神池の方にある「どうらく」という所にしました。

 

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開店10分前に到着しポールポジション確定。

 

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店内は狭いけど、11時には続々とお客が入店してきた。

そして予約のアメリカン軍団で満席となり、店を出る頃には順番待ちに。

早めに来るのが正義だな。

 

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メニュー。ウニだかアワビだか忘れたが、聞き間違いじゃなければ¥7000だったか。

 

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活きイカ定食(¥1800)

これで充分でしょう。インスタ映えするような盛り付けは、呼子で食べたし。

しかも須佐のイカと同じ漁場で獲れたはずだ。

 

もちろん味も美味しい。

名古屋でCMが流している「いけす鶴八」だと、活きイカのみで¥3800よりなので、

それを考えるとリーズナブルです。

店の雰囲気も良くて満足しました。

 

 

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13:30 徳山港

ここで休憩がてら、14:40発の大津島行きの船を待ちます。

 

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今は仮設の待合所と切符売り場。

でも凄く涼しくてここで仮眠したいくらい。

 

 

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およそ35分ほどで、大津島の馬島に上陸。往復¥1420です。

この島は、敗色濃厚となった太平洋戦争末期、

"天を回らし、戦局を逆転させる"という願いを込めて造られた、

人間魚雷と呼ばれた特効兵器、「回天」の訓練基地があった島。

この先に回天記念館、そして宿泊施設などもある。

 

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停泊している乗船してきた船。

16:40まではこのまま停泊するので、乗り遅れないとね。

 

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回天記念館 入場料は¥300

奥に見えるのが回天のレプリカ。

 

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当時の高性能魚雷に人が操舵して運用。

空の特攻兵器「桜花」と同じく、爆弾にコクピットを取り付けた感じです。

 

館内はほぼ遺影や遺書が多いので、撮影は出来ない。

 

 

特攻という出陣すれば、確実に死ぬというのに、

二十歳前後の訓練生たちは皆笑顔の表情が多く、それがまた何とも・・・。

特攻を命ぜられた日の晩には、まず口に出来ないすき焼きが振る舞われたそうな。

 

・・・・・・

 

結構じっくり見て回ったので、結構時間を食ってしまった。

 

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回天訓練基地跡へ続くトンネル。

当時は回天を運搬するためのレールが敷かれていた。

 

 

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まあ、こんな感じですわ。

本当はもうちょっと散策したいけど、船の時間もあるし余裕を持って戻る事に。

 

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回天グッズ。

グッズの代金の一部が、平和のために使われるそうだ。

普段はまずチャリティだの義援金だの募金はやらないけど、

グッズがあれば、買うつもりだった。

 

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トートバッグと手ぬぐい×2種を購入。本当はステッカーとかあれば良かったけど。

手ぬぐいには特攻隊員の遺書が書かれていた。額縁に飾っておくか。

 

この後、徳山港に戻ると17時過ぎ。

早く野宿地へ向かわねば。

 

 

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19:00 弥栄ダム

 

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まだ明るい内に広島風お好み焼き、そしてまた生卵からゆで卵にさせる。

しかしお好み焼き美味いな。そういえばここ広島だったか。さすが本場の広島。

スーパーで、もっと大きいのを買っておくべきだった。

 

そして椅子も出さず、東屋で眠り込む。

普通はマットがないと背中が痛いけど、バイク用ジャケットならプロテクターが

あるので問題無い。

 

 

眠っていた22時頃、ダムの関係者に声を掛けられる。

話によると22時には、R186号前から施錠してしまうらしい。

つまりこの時間に出発しないといけない(大汗

 

出した荷物を適当にケースに詰め込んで、真っ暗の道を走る。

どこへ向かうかも分からずに・・・。

 

走行距離 403.7km