蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

本州最果ての歓楽街を目指すツーリング その1

今回のお盆ツーリングは恒例のレトロ自販機巡りに縛られず、

ただ北を目指すだけのシンプルツーリング。

ゴールは青森県下北半島むつ市、最果ての歓楽街田名部をぶらつくのが目的。

帰宅する日は特に決めてない。

 

8月11日 出発前のこと

仕事終わりに行きたいところだが、連日の猛暑で体力も低下してるはずなので

ここは慌てずじっくり行こう。でも実は荷物の準備や積載がまだという・・・。

しかもこの日、ヨドバシカメラで展示されていたiPadで遊んでたら、

店員に唆されてiPadを購入してしまう事件が発生。

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アップルペンシルってここで初めて知ったけど、凄い書き心地良かったのよ。

ツーリングのメモを取るのにいいなって。メモ帳だと暗いと書けんし。

でもメモを取るのにiPadを買うなんてすごい勿体ない気が・・・(汗

 

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その後ドンキで熱中症対策グッズや、高濃度イカリジン配合の虫除けなどを購入。

 

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自宅にあるツーリング雑誌を読んでみるも、東北のスポットがあまり無かった(笑)

うーん結局ゴールまではラーメンとイカ焼きを食べるくらいになるかな。

 

1日出発を遅らせたけどこれは正解だったと思う。

しかも盆休み初日は進路上に大雨の降らせる雲がずっと広がってた。

8月12日 0:00出発

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1日目の目標到達地点は福島県喜多方市。進路上に雨雲無し!

大峠トンネル前で過去2回も野宿してるから、寝る場所も大丈夫だろう。

下道で12時間ちょっとだが、仮眠と休憩などを入れると夕方くらいになるかも?

当然喜多方ではラーメンを食べる予定である。

 

丸一日たっぷり英気を養ったはずだが昼間は外で遊び、

自宅ではiPadの操作設定をしたりで2時間寝たかなっている感じ。

仮眠休憩が多くなりそうなので、名古屋から中津川(約70km)まで高速道路を利用。

・・・高速を使ったら下道ツーリングじゃなくなるけど、

他人には下道で東北行ったよって言うつもりだ。

全行程のうち約70kmだけだからこれぐらいはいいはず・・・だ。

 

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今回は一眼レフカメラを持って来ました。

でも外に持ち出したのは2回目で、カメラの操作方法や適切な設定が分からん(笑)

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でもこの時点で4:00。あれ?喜多方までかなり早く着かないか??

4:50 長野市街のコンビニで朝飯休憩。

道の駅信越栄と六十里越え

6:00頃に長野県と新潟県の県境付近に道の駅で仮眠休憩。

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ちょうど手頃なベンチも。7時ぐらいまで寝れました。

 

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因みにiPadはこんな感じでトップケースに収納。

私的にはスマホで文字入力よりも早く書ける気がする。

 

そして間もなく山岳道路六十里越え。

この日まで奥只見湖と思ってたけど、実はは田子倉湖でした(笑)

 

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アフリカツインASの積載

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今回荷物を減らしたつもりでしたが、変わりに一眼レフカメラ関連の荷物が多くなり、

結局サイドケースはパンパン状態(笑)

特に重量かつサイドケースに収納出来ない三脚の運搬は悩みどころだが、

リアシートの防水バッグに収納出来て良かった。

サイドケース上や、防水バッグの上なら当然積載出来るけど、

雨対策を考えると防水バッグに収納できたのは僥倖だ。

 

その防水バッグを固定するバックルが行方不明になっていたが、

ロックストラップで簡単に固定できたのも良かった。

 

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出発前と比べるとごちゃごちゃになって来たサイドケース左(笑)

それでも適当に細かいものも放り込める縦開きのサイドケースはやはり便利。

 

トップケースには貴重品やモバイル関連、防水バッグには着替えや野宿セットなど。

あとシートにメッシュシートを装着してみた。

これは暑さ対策というより、雨が降った時に尻が濡れるのを防げるかなと思った。

※でも効果はなかった。。

あと着けると尻が痛くなりやすい気がするが、

今後の痛みデータ収集?のため今回ずっと着用のまま走る。

他、東北版と関東版のツーリングマップルRを持ってきた。

喜多方ラーメン

六十里越えの後、暫く走ると天然の炭酸水が湧く場所がある。

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以前は井戸にぶら下がった薬缶で汲んで飲めたが、井戸の方は枯渇していた。

それでも溜まった井戸水を飲んだ。当時は妙な菌による感染を心配してたけど。

そういえばまだあのろ過アイテム使ってないな~。

 

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今はこんな感じ。水に炭酸が入るだけで何か不思議な味になりますね。

でも前回と同様好戦的なアブが多く、体当たりをくらうので水を飲んだら即遁走。。

旅の途中で刺されでもしたら最悪だしね。

大塩炭酸水井戸についてのお知らせ - 金山町ホームページ

訪問される方はイカリジンなどの虫除けで対策しておこう。

 

そして予定よりもずいぶん早く喜多方市の源来軒に到着。

早いのは道が快適過ぎるのと、予定より長い休憩も少なかったからかな?

 

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ちょうどランチタイム11:30に到着。

たまたまスペースが空いてたら駐車場にバイクを入れたけど、

駐車後に車がどどっと来て、空き待ち状態になったのでバイクはちょっと気まずい(笑)

早く店内に逃げなきゃ!

 

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喜多方ラーメンでは有名な源来軒。

この店を選んだのは昔たまたま入って知っていたのと、

次に向かうラーメン屋と同じ進路上にあるから。

 

源来軒は1Fと2Fに席があるのでまずは店内に入ろう。

混雑時は店のスタッフもテンパり気味なので、きちんとした案内されないと思うので

受け身タイプにはちょっと辛いかも? 

靴を脱いで2Fに入り適当なテーブルに着席。

ちなみに相席で、水と取り皿はセルフです。

 

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源来軒のラーメン¥650

うん普通に美味しいですね。スープの味は最初の一口はよく分かるけど、

しばらく食べてると味に慣れて風味が分かりづらくなるので、

ちょくちょく水で口をリセットしながら食べて行きます(笑)

やはり料理は最初の一口ですね。あとビールの最初の一杯も最高。

 

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混雑気味だったが、入店から30分ほどで食べ終えました。

 

続いてすぐ近くにある来夢へ。

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ここも以前たまたま入ったが味は良かったので再訪問。

数ある喜多方ラーメン屋があるが、別の店へ冒険する気が無い私は保守派(笑)

 

こちらも満席だが、スタッフの人数も多くテキパキ捌くのですぐ着席。

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喜多方チャーシュー¥982

私的にはこちらの方が味が濃い目で好み何だわ。


・・・・・・

さて2年ぶりの喜多方ラーメンをご馳走様したし、今日の予定はほぼ終了。

時間は12:30ぐらい。早っ!

それでも500km以上走ってるしな~ どうするよ。

取り敢えずドラッグストアで飲み物の購入した後、

今日の野宿予定地である大峠前で、この先の作戦を立てよう。

 

大峠道路管理所で休憩

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ちょっと数十分仮眠したけど寝汗が凄かった(笑)

さて、まだまだ走れる時間なのでさらに北へ目指すことに。

ただしばらくは市街地が続きそうだ。

 

適当にずっと走り続けると新庄市街辺りで再び眠気が・・・。

ちょっと野宿地探すついでにコンビニへ。

 

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眠気を感じたらこいつに限る。

最近よく飲むようになったけど、眠気が数時間消えるので必須となります。

 

肝心の野宿地ですがいくつか周辺のダムを探すもあまりぱっとしない・・・。

それでも秋田県に入るR108号矢島街道と県道58号立石峠付近に公園があるようだ。

だがこの公園の読み仮名が判らない^^; つまりネットで検索に出てこない。

ちなみに今でも部首や手書きで検索しても出てこない謎の漢字・・・

かつ最新のマップルRでは公園自体が消えているという。真夏の怪か!

つまり直接行けってことだろうか。。

 

野宿地決定

謎の公園へ向かう途中に通った松ノ木トンネルを越えると、何やらPAの文字が!

おおっ、これは!

 

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しかも急な雨でも安心の東屋付き。偶然見つけてしまったよ野宿地を。

ここはどうやら松ノ木PAという場所みたい。

定番のダムの他、山間部の長いトンネルの前後にもこういうPAがあるようだ。

何にしても検索に出てこない謎の公園に導かれた結果である。

これもまた運命・・・。

 

19:00 辺りも暗いしここまでかな。

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下道で秋田県まで来たよ!

 

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トイレの洗面所にカエルがいた。このカエルもまた意味があるのかも知れないと思い、

じっくり観察してみたが、今は特に分からなかった。

 

手早く折りたたみチェアを展開し座り一息つく。

大型の昆虫類は少し離れたナトリウム灯に魅かれて集まっているので、

さほど虫の心配はしていないが、念入りに虫除けをかけておく。

顔や耳などもジェルタイプでコーティング(笑)

 

 

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三脚を展開させてみた。バッグに入るとは思わなかったからゴミ袋を巻いたまま。

縮長でも550mmくらいあったかな?

バッグに入れてもちゃんとサイドケースの開閉に支障はない。

 

さて時間はたっぷりあるのでカメラで撮影の練習。

色々試してみたいがバッテリーの消費が激しい・・・。

 

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この日はこんなもんの写真でした。。ピントを合わすのが難しい・・・。

あの明るいのは方角的に恐らく火星だと思う。

しばらくすると少し雲が出てきたが、肉眼ではよく見える綺麗な夜空と流星を

眺めながら22:30頃、長めの仮眠をしました。

 

1日目 走行距離734.8km