蠢動記Ⅱ

ツーリングと登山を中心に書いてます

アフリカツイン・アドベンチャースポーツにサイドケースを取り付けました

夏のロングツーリングに向けての準備という事で、アフリカツインAS用のGIVIのサイドケース(TREKKER OUTBACK)を海外サイトから発注。

利用した通販はイタリアのCarpiMoto

 

さて取付けの方はというと、

日本一不器用なアフリカツイン乗りの私が、取付け作業するとどうなってしまうのか?

目次を見ると安定のトラブルの気配!?

 

まあざっくりとですが、取付けの様子を書いていきます。

 

費用と到着日数

まずは上記のサイトで、1161KIT・PL1161CAMを購入。

GIVIのモノキーベースを付けたい時は、1161KITの代わりにSR1161を購入が良いと思う。いづれにしろどちらかが必要なので。

 

今回は1161KITとPL1161CAMの二つで€198.34。決済されたレートで¥25,898でした。

それと、

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DHL配達員に手数料として¥1880を戸口で徴収されるのでお金を準備しておきましょう。

続いて注文日6月19日の21時。そして受け取った日が6月22日の夕方。

イタリア人はのんびり屋が多いイメージだが仕事は早くてびっくりポン!

20日には発送されて、イタリア~ドイツ~香港~を経由して日本に到着しました。

 

到着が早いけど、もうすぐイタリアはバカンスに徐々に入っていくようなので、その期間だと到着が遅れるかも知れません。

 

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アフリカツインASのカウル脱着

まずは1161KITを装着のためいリアのカウルをばらします。

V-Sromに比べると物凄く面倒です・・・。

 

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まずは部品が揃っているかどうかの確認。

部品ヨシ!

 

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工具・・・持ってません!

ということで朝一でホムセンで工具(8mmの六角棒)を購入。

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手持ちの他のサイズも微妙だったので結局セットで。

 

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まずはシート類を外していく。

外す順番はちゃんと説明書に書いてある。

 

どこがどこのボルトが分からなくなるので一応写真も撮っていったが、先に言うとボルトが余ったり、違う場所に付けていた(笑)

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テールランプはコネクタと両サイドの六角ナットを外す。小さくて落としやすいので慎重に。といいつつ今回の作業ではナットと工具が車体の深淵に吸い込まれたが。。

まあ外すときは後で拾えるからいいけど、戻す時は要注意です。

 

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テールライトは斜め上方向に引っ張れば外れる。

その際もT型のスリーブみたいな金属部品が落ちないように、指で押さえながら抜いたり付けたりするのがいい。

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両サイドのカウルは意外と外しやすく付けやすかった。

 

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左側のカウルを外したところ。

コネクタを上下の爪から抜くとボルトが見える。

 

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フレーム乗っている黒い樹脂パーツを全部外す。

 

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ずっと微妙な写真しかないけど、次はリアフェンダーを外す前に、

 

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真ん中の白い端子を抜きましょう。

これもコネクタと同じで爪を押し込みながら抜きます。

 

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外したリアフェンダー。このボルトと1161KIT付属部品を取付けます。

 

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このボルトはかなり固くて苦戦しました。

金槌でガンガン叩いてようやく外れる。

叩く時はナンバープレートが曲がることもあるので注意。

私はプレートフック3を取付けてあるので問題ありませんでした。

 

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後はここから元に戻していくだけ。

一応フレームの上にあった樹脂部品を裏返して見てみて下さい。

リアキャリアを付ける所の、

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この部品がちゃんと嵌っているかどうかの確認をした方が良いです。

 

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コネクタもちゃんと元の位置まで長さが足りているかの確認も。

良ければカウルを元に戻していきます。

私は部屋でリアキャリアに付けた汎用ベースの再調整をするので、

リアキャリア取付直前まで戻しました。

次はPL1161CAMの取付け。

PL1161CAMの取付け

こういう部品はひとりだと上手く組み付け出来るか不安である。

どちらかがステーを力一杯引っ張って貰いながら、ボルトを締めていくみたいな。

ひとりでいけるかな?

 

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まずはタンデムステップを外す。

この穴の片側に説明書通りに組みつけた部品(長いボルト)を付ける。

もう片方は純正ボルトのまま。

 

ここの取付けは作業し辛い場所だし、長いボルトを付けるので真っ直ぐネジ穴に入れるのが辛いと思う。特にひとりだと・・・。

今回どうしてもマフラー側の方が入らないので、ボルトだけ入れてみたが入らない。

どうやらタップを切らないといけないようだ。。

 

再びホムセンでM8用のタップとハンドルを買いに行く。

ハンドルに装着するが、サイレンサーが邪魔をして切りにくい。

 

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途中からハンドルを外してロッキングプライヤーで切った。

M8だから折れにくいからいいけど慎重にかつ真っ直ぐに・・・。

 

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そしてまずタンデムステップ側のボルトを取付け、あとは仮止めしながらステーを合わせていく。ここは意外とすんなり装着出来ました。

1161KITのワッシャーが余ったけど? まあいいかなって感じ。

 

天を仰ぐ

リアキャリアに着けたGIVIの汎用ベースの調整も終り、

最後にこのキャリアを付けるだけ♪

 

 

ポロン♪(ナットが落ちた音)

 

・・・・・・

 

えっ!?

思わず本当に天を仰ぎました(゚ーÅ) ホロリ

 

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上の方で触れたリアキャリアを固定する部品です。

これが落ちたということは固定されてないという事で、

固定するにはカウルを外すわけで、

でも純正パニアのホルダーに、PL1161CAMのステーを固定したので、サイドカウルは取れないわけで、

それはすなわちステーも緩めるか外す・・・うわぁあぁ・・・くぁwせdrftgyふじこlp

 

一応指一本だけ入る隙間があるので、ナットを穴の位置に移動させることは出来たが、

固定は無理。裏側なので見れないので推測だが、ナットを斜めに入れてスライドさせる感じで入れるのかも知れないが私では無理と判断。ナットだけは回収。

この後も集中力が無くなったせいか、ナットの回収に使った2mmの六角棒レンチも車体の奥へ落としてしまう・・・。

 

Hondaドリームへ

後日Hondaドリームへ連絡後に、リアキャリアを積載し店舗へ。

取り敢えずアドバイスかカウル脱着を依頼する気でいました。

早く何とかしないと気になって仕方ないし、他事に集中出来ないともっと良くないことが増えそうで。。

 

私的にはM8のブラインドナットを打つか、ウェルナットで固定出来ないかと思ったが・・・

ちょうど会社でネジを舐めたばかりで、ブラインドナットで補修したし。

ただその専用の電動工具が何十万円もする(笑)

 

昼頃、店舗に客も居なくなると店長と共にナットを固定方法をあれこれ考えた。

 

 

そしてかれこれ1時間格闘した結果、

固定に成功!

もう一度言います固定に成功!!

 

・・・・・・

 

歓喜からすぐに冷静になる。

こんな下らないトラブルに飯の時間に付き合って貰い、私は今猛烈に感動している。

しかも無償でいいと言ってくれました。本当助かりました。

 

こんなことをするのは私ぐらいしかおらんけど、一応解決方法はというと、

  1. まずは指一本分の隙間からナットを所定の穴位置に移動させる。
  2. 本来最初にテールライト上部に樹脂パーツを装着するが、これを入れてしまうと指を入れる隙間がなく、ナットが落ちてしまうので先にリアキャリアから装着。
  3. 指で落下を抑えているナットを、元のボルト(実は違うやや長いボルトを使ってしまったが、これが功を奏したのかも?)に仮止め。これで落下は防げる。一応4点共仮止め。
  4. リアキャリアを持ち上げ、多少変形する樹脂パーツをリアキャリアの下からやや強引に嵌める。
  5. 樹脂パーツを固定したのち、リアキャリアもしっかり固定。

という感じで解決しました。まあ文字だけじゃ分からないだろうけどさ。

この方法はひとりじゃ無理だったので、相談しに行って良かったと思う。

 

まあ素人が付けるとこういう迷惑なことになるのと、落下などの注意喚起として記載しました。

サイドケースを装着

 

 

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サイドケースはV-Srom650からの転用。

正直バイクを選ぶ理由に、こういう箱型が使えるかどうかも含んでいる。

テーブルに腰掛け、足置きなどに便利なので(笑)

 

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テスト走行なので箱は空荷だけど、特に問題も無さそうだ。

右側の方はステーと箱のアタッチメントにガタが少しある。今度じっくり確認してみよう。ちなみにロングツーリング行くときは、箱の重量は片側で11~12kgほどになる。

これからは荷物は軽量にしていきたいと思っている。

 

今は空のサイドケース&ガス満タンでもセンタースタンドは掛けられるけど、満載はもしかしたら無理かも知れない。

 

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ついでに遅い昼飯で寿がきやのホリデーセットA(¥590)を頂きました。

 

来月の7月の3連休に東京に行くから、そこでトリプルケースで走れるかも。

ただ高速バスの方が少し安いからどうしようか考え中です。