登山口である冠山峠までは何度も来ているが、ついに登る日が来たかという思い。
いざ冠山!
冠山林道の状況
名古屋中心部から全線高速道路を使っても、2時間30分以上と結構な山深い場所に登山口がある。
冠山林道は毎度のように落石・山からの流れる沢水など危険がいっぱい。
それでも福井県側は冬季通行止めなので対向車が少ないのは幸い。
まだ道の傍らには残雪が残っている。
今回は通っていないが、高倉峠方面への分岐の道も通れる様子。
こういう林道はオフロードやアドベンチャー系のバイクとの遭遇が多い印象。
何故なら絶対にバイクが泥だらけになるので(笑) 車高も高くないと靴も泥だらけになることも。それでもノーガードレールで道の開放感もあるし、絶景の山々が望めるのでこの地方人気の道のひとつだと思う。
因みにこの冠山林道の東側を通る酷道157号も冬季閉鎖中だが、福井県側の温見峠間近の橋梁が崩落したようだ。
※画像は投稿サイトからお借りしました
有名な"落ちたら死ぬ!"という看板で有名なR157号で橋が落ちるとは・・・。
洒落にならん。
いざ冠山へ
冠山峠登山口。もう既に数組の登山客が来ている。
それでも福井県からはアクセスしにくいので車は少ない。
私はそれを狙っていた。この山は岩場登りがあるので、あまり人が多いと渋滞したり、プレッシャーを感じたりするので、登山者もまだ少ない先週、今週が狙い目だった。
公衆共同トイレ完備!
ここでの虫対策はマダニへの対応ぐらい。たぶんヒルはいない。
もちろん熊は出没するよ。
歩いてすぐに目標の山が見える。
あんな急峻な山登れる気がしないと思っていたが、実は初心者向けみたい。本当かな?
イワウチワ。道中多種多様な花が沢山咲いてました。
他にヘビ2匹、キジ1羽を目撃。姿を現さないが鳥の鳴き声があちこちで聞こえる。
そこまで激しいアップダウンでは無いが暑い。
それでも1時間ほどで冠平に到着。でも取り敢えずスルーしてこのまま岩場へと進む。
よく登山者が休憩する場所はあの真ん中辺りの広場。
周辺はササに覆われいるのでかき分けて進む箇所もある。
こういう所にマダニが潜んでいる。
岩場には下りようとしている人が2組居たので下りるのを待ってから登る。
石とか落とさないでね。
垂直に近い岩場に初見だとびびるかもだけど、登ってい見ると意外と登りやすい。
それでも油断すれば「真っ逆さまに
でも下りるときが怖いんだよな~(汗
この岩場を越えればもう頂上です。
頂上からの眺望は?
まさに緑一色。ただ今日は霞んでいるのが残念。
さて下りますか。
ここでリュックを下したんだけど、私のざぶとんが無い。どこかで落としたかな?
帰りは落ちていないか確認しながら進もう。
下山開始
まずはさきほどの岩場を下りないといけない。
が、タイミング悪く頂上で休んでいた60~70歳くらいの登山者が追って来た!
しかも岩場をダブルストックで! しかも結構早いので妙にプレッシャーを感じる。。
一応ロープが垂れているので軽く握るが、万が一滑った時のための補助的なロープなので、基本的には足で足場を確認しながら下りて行く。
無事に下りてきたので冠平で撮影。
追跡者?も途中までササをかき分けながら追ってきたが、急に踵を返して峠の方へ歩いて行った。
・・・それにしても年配者も多いな。
おばちゃんも岩場を登って行ったし。やっぱり冠山はこの岩場が一番の醍醐味なのかな? だとしたら登山者って結構肝が据わっているなと思う。
冠平からは尾根が続いており、相当な距離があるが若丸山などへ行けるようだ。
ここは紙地図は特に不要だと思いつつ、見るのも好きだからコンパスと共に持って来ているが、ここから先は徒歩道も無いんだよね。
だって暑いもんここ(笑) 薄い雲がかかっていはいるがやはり暑い。
今は早く帰ってフルーチェを食べたい気分。(本当に帰って食べた)
道中に私のざぶとん落ちてたー!!
実はこの後、金草山もついでに登るかと計画していた。
あと金草山は、私の計算でも往復4時間コースだし戻って来たら16時。
さらにもう水が厳しい。ペットボトル2本持ってきたが、下山間近で1本飲み切っている。絶対足りん!
てなわけで今日は帰ります。
何はともあれ無事に冠山陥落に成功。
こうして見ると1時間前後で頂上まで行けるので、初心者向けと言えると思う。
標高差も無いしね。ただこの時季でも暑い。
本格的な暑さになったら登山はお休みして、ハイキングとかでも良いかも知れん。
オフロード車のライダーも登山しているようだ。
この後テネレ660?とも出会った。やはりそっち系のバイクばかり。
この後の予定は?
まずは登山着のままだけど、このまま徳山湖の東屋まで走る。
濡れた服でバイクで走ると凄い気持ち良い季節だしね。
ただ道中のトンネルは極寒です(笑)
態勢を整えるにはこういう場所に限る。
ここでラーメンとコーヒーを飲みながら今後の予定を考える。
このまま揖斐川を通るので、奥伊吹で2りんかん祭りが開催されている。
去年は別目的で訪れたけど、特に興味を惹くようなこともなかったかな。
個人的には、後日開催された痛車イベントのが良かった。今年も行こうと思ったが、この記事を書いている途中に用事が出来たので行けそうもない。
他は岐阜のマチュピチュは・・・ 今日は霞がかかっているから微妙そう。
・・・・・・無いじゃんか行くとこ。。
まあ適当に帰るとするか。
歴史資料館と藤橋城
徳山ダムを過ぎた先で、以前から気になる場所を思い出したので寄ってみた。
藤橋城という施設があり、そこがプラネタリウムということは以前から知ってはいたが、今日はもう予定が無いしそこへ寄るのもありだ。
立派なお城。いいじゃんいいじゃん。
施設案内を見ると¥500で隣接する歴史資料館とプラネタリウムが見れるって。
上映時間もタイミングがいいから入場料を払う。
久しぶりにプラネタリウムを観賞したけど、これはいいもんだ。
星空が映し出されると、まるでZガンダムの全天周囲モニターみたい(笑)
・・・・・・
30分の上映だけど充実した時間だった。
それに随分とリラックスできたのではないかと思う。
続いて歴史民俗資料館にも行ってみる。
かやぶき民家が5棟ほど移築・復元し、内部に当時の様々な暮らしぶりを見ることができます。
が、その前に鯉の餌を貰ったので池に行ってみる。
近づいただけで寄って来る鯉たち。
当然バクバク食べる。
ここからは画像ラッシュで。
民家の中にも入れるんだけど、思ったよりかなり良かった。
もちろんこの他にも当時の食事や道具などなど、見るべきものが多いと思う。
以前は歴史民俗資料館に行っていた時期もありました。
たまに学芸員みたいな人と、マンツーマンで見て回る羽目になった時もあったことを思い出した。説明長くてなかなか解放されねー!とか(笑)
水辺にはヤングコーンみたいなものが生えているカラーという花が。
施設の駐車場にはダイドーの自販機。さらしぼオレンジはもう。。
食事処。客は誰もいないぜ。
あまごがイチオシのメニュー。
充分満喫したので帰る。
また寄るのを忘れたが揖斐川に珍しく汎用自販機がある。
汎用自販機はお菓子や菓子パン、おつまみなどが基本的に入っている自販機である。
揖斐川の堤防道路走っていると急に強い風が吹いてきて驚いたが、アフリカツインASには効かぬ!
特に問題が起こることなく無事帰宅。
これから本格的な暑さになるので、また水問題が起こりつつある。
今さらっと調べて持って行く水の量を計算。
登山中に必要な水分量=自重(体重+ザック)×5×行動時間
70kgの人が8時間行動すると時は2.8L必要らしい。夏場はもっと多め。
私は8時間も行動しないけど、自重はもっとあるから4時間としても2Lは必要みたい。
今日は約2.5時間で500mlだったのでかなり足りなかったですね。
・・・制約が色々とある登山は色んな問題が起こります(汗
走行距離 235.8km
走行燃費 23.8km/L